当たり前すぎるけれどなかなか受け入れられない衝撃の事実から、今回の記事をスタートしようと思います。
あなたは知っていましたか?
いや、理解していますか?
人間の死亡率は100%だということを。
「私、死なないんで」なんて、某ドラマの女性外科医の名セリフ「私、失敗しないんで」のようには、残念ですが、いかないのです。
私たちには「寿命」というタイムリミットがあり、この世に受精卵として命を宿したその瞬間から「寿命」というタイムリミットに向かって一生懸命、日々を生きているのです。
それを知ってか知らずか、私の周辺の家族はあっけらかんと、「どうせいつかはみんな死ぬんだから」といい、イキイキしている人が多いです。
また、最近目にした記事の中で、一般社団法人 終活カウンセラー協会の武藤代表が「終活は生活だ」とおっしゃっていました。
私たちが日々生きていることすなわち終活。
「寿命」というタイムリミットに向かって、いかに日々イキイキ過ごせるかが問われているのではないでしょうか。
今回は終活を楽しみながらするポイントを紹介していきたいと思います!
目次
終活って楽しみながらできるの?
終活の話をするときに避けて通れない「人間の死亡率100%論」ですが、だったら割り切っちゃえばいいのです。
「どうせいつかはみんな死ぬんだから」と。
実は終活のスタートはそこなんじゃないか?
と、死神ナースでもある終活カウンセラーの私はそう思っています。
終活カウンセラー協会が定義する終活とは「人生の終焉を考えることを通じて、自分を見つめ今をよりよく自分らしく生きる活動のこと」を指します。
限りある命、あなたならどう過ごしていきたいですか?
もし、「終活が生活」だとしたら、あなたの生活はどうありたいですか?
わたしは・・・。
「どうせ死ぬなら楽しまにゃぁ、損、損♪」と、いったところでしょうか?
まさに阿波踊りの世界観ですね。
「踊る阿呆に見る阿呆。同じ阿呆なら踊らにゃ損、損♪」です。
まずは終活を正しく広める活動する、私のような終活カウンセラーが楽しまないと、と思っています。
「終活でイキイキ。終活は楽しく。終活でもっと心豊かな生活を。」
そのためのポイントを詳しく解説していきます!
終活を楽しむ為の大事なポイントとは?
現代では「死の個人化」や「おひとりさま」と言われるように以前は地域で取り扱ってきた死も家族単位になり夫婦単位になってきました。
自分の死について自分で考え、選択し、デザインする時代になってきているのです。
関連記事:終活はいつから始めたらいいの?何をすればいいのか紹介します!
ですが、どんよりとした空気感も漂うことがある終活、「一人ぼっち」ではつらい気持ちになってしまうこともあります。
そんな時はその気持ちを共有出来たらいいですよね。
そして、共有できる誰かが、あなたの身近にいたらとってもステキなことですね。
もし、今、身近に終活に関しての話ができる人が見当たらなかったら?
そんな時は探しに出かけてみませんか?
セミナーなどに参加してみる
終活に関するセミナーはほぼ毎日のように全国のどこかで開かれ、その規模や種類や内容も多岐にわたります。
自治体主催のセミナーや葬儀社主催のセミナーでは短時間で安価な価格が設定されていることが多いです。
私が持っている終活カウンセラーも初級であればランチ付きワンデイ、1万円以下で取得できますし、ユーキャンなどの通信講座でも終活に関する似たような資格を得ることができます。
ですが、お勧めはやはりセミナーです。
終活に関する知識や経験のある講師からの講義はもちろん、同じ目的をもって参加している参加者ですので仲間になるためのハードルは町でナンパするよりも、飛び込みで営業に行くよりもググーンと低くなっているはず、ですよね?
でも、人見知りさんには、それでも高いハードル。
そんな場合はシリーズ物のセミナーがねらい目、かもしれません。
何度も顔を合わせることによって「知らない人」が「いつもここにいる人」になり、「いつもここにいるひと」から「いつもここで会う人」にまで会話をしなくても記憶の中で勝手にレベルアップしていきます。
すると人間の心理とは不思議なもので「いつもいるあの人」がなんだか気になってしまうのです。
気になっちゃったら知りたくなるのが人の性。
自然と挨拶なんかが出てきたりて、いつしか会話に花が咲き、すっかりお友達になってしまうのです。
これは通信講座ではできない、対面式のセミナーだからできる技。
ですので、ありったけの勇気を振り絞ってでも、人が集うセミナーに出向いていただきたいと思います。
終活仲間を見つけよう!
鬼ごっこする人この指とまれ~!みたいには見つからない終活仲間。
セミナーの中には終活仲間を作るコンテンツが盛り込まれているものもあります。
手前味噌で申し訳ないのですが、私の持っている終活カウンセラーもその1つです。
「初級であればランチ付きワンデイ」なのです。
つまり「同じ釜の飯を食う」のです。
そこにはイキイキと、キラキラとした「終活やってみたい」人たちが集まっています。
中には職場研修の一環でいらっしゃる方もいるのですが、普通に生活していたら出会えない人とも出会えたりします。
また、SNSやインターネットを通じて知り合い、画面を通じての関係もよいですね。
会ったことはないけれど適度な距離感があるからこそ話せることもあるものです。
私はツイキャスのラジオ配信という形で、終活カウンセラーとしての配信も現在不定期ですが朝や夜の時間を中心に行っています。
その中でリスナーさんから、人生の中で起こる様々なお悩みのご相談を受けたり、また、リスナー同士がアドバイスをしてくださったり、私をそっちのけにしてしまうほどリスナー同士が仲良く会話をしたり楽しんでくれています。
この指とまれ、と言っても、なかなか集まってはくれないのが大人の仲間探しの難しさかもしれません。
しかし、自分に合った距離感や媒体、ツールを使って探しに行ってみるとこれからの人生をよりよく生きる手助けをしてくれるステキな人にきっと出会えると思います。
終活旅行に出掛けてみる!
実は私、結婚相手はネットの世界の住人でした。
当時、私もネットの世界の住人でした。
若いころはよくネットゲームをしていて、そこで一緒に遊んでいた仲間の一人が今の旦那です。
今でも、二次元の世界を飛び出してリアルな世界で交流することを「オフ会」と呼びます。
ゲームというツールで知り合った仲間たちとの「オフ会」が旦那とのご縁でした。
終活は婚活と違いそこまで深い関係にはならないとは思いますが、いくつか共通点があるように思います。
終活旅行にもいろんな種類があるようです。
クラブツーリズムなど旅行会社主催の終活ツアーや終活仲間と自然発生的に行くオフ会的終活旅行も楽しそうです。
でも、一番身近な終活旅行は「お盆の帰省」ではないでしょうか?
先祖代々のお墓の場所はどこなのか、菩提寺はどこなのか、親せきのおうちはどこにあって、ご近所さんとのつながりはどうなっているのか、等々。
終活旅行もいろんな形があり、奥が深そうですね。
関連記事:終活旅行のメリットを紹介!ツアー内容や費用はどのぐらい?
自分の世界観×誰かの、何かの、世界観
「グーとスー ふたりはなかよし」というアニメをご存知ですか?
私はそのアニメのテーマソングがとても大好きです。
日暮真三 作詞、渋谷毅 作曲の「ふたりはなかよし」という曲の中でのゆう子お姉さん(歌手 神崎ゆう子)とおさむお兄さん(歌手 坂田おさむ)のかけあいの部分が特に印象的な曲です。
♪ ふたりぶん ふたりぶん
はんぶん はんぶん
いつもふたりは ぶんぶん ♪
さびの部分は
♪ たのしいことは ふたりぶん
かなしいことは はんぶん ♪
と、いう歌詞になっています。
兄弟をモチーフにしたアニメですが、とってもほっこりとしたストーリーです。
同じものを見ても同じことをしていてもとらえ方や反応や行動した結果は人それぞれ。
でもそれをきちんと共有することの尊さを描いています。
終活に限ったことではないと思いますが、私たちはいつも誰かや何かと同じ時間を無意識のうちに共有しています。
もし、可能であるならば無意識に共有するのではなく、意識的に共有してみてほしいのです。
コラボレーションや化学反応とまでいかなくても、「いつもと違う何か」に気が付けるかもしれません。
「終活は生活」です。
「寿命」というタイムリミットがある私たち。
その中を日々一生懸命生きています。
「いつもと違う何か」スパイス的なものに出会えたら、「今をよりよく自分らしく生きる」ことができそうですね。
まとめ
衝撃の事実から始まった今回の内容はいかがでしたか?
人生というものにいろんな方面からスポットを当てつつ、♪音符を多めにお届けしてみました。
私自身、「終活は生活」という言葉を目にしたとき、正直、はてな?がいっぱいでした。
今回の記事は少し難しい内容だったように思います。
ですので、最後に質問を1つだけ投げかけて、まとめにしたいと思います。
もし、「終活が生活」だとしたら、あなたの生活はどうありたいですか?