お通夜の参列ってどこまで?出席や辞退の境界線を解説!

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ある日、突然入った訃報。

 

亡くなった人は近い家族ではなかったものの、自分が色々な面でお世話になった方で、お線香だけでもあげておきたい。

 

しかし、そこでひとつ心配が出来てしまった。

 

果たして自分は、この人のお通夜に参列する資格があるのだろうか

 

このような経験、ある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

こういったご不幸ごとは家族内でだけで起こることではありません。

 

遠くのご親戚、親しかった友人、会社の上司、地域の町内会長、いつ誰が突然亡くなるか分かりません。

 

その時、自分がお通夜に参列する資格があるのか、あるいは行っておいた方がいいのかどうかは重要な問題です。

 

場合によっては葬儀にも参列しないといけないのか、という心配にもつながります。

 

葬祭亭 線香
葬祭亭 線香

今回は、お通夜はどこまで参列すれば良いか、という点について書いていきたいと思います。

 

付き合いが広い方などは、特に必見です。

【お通夜に参列するのはどこまで?】

 

まず基本的に、故人と親しい場合はお通夜とご葬儀の両方に参列、そうでない場合はお通夜だけでも参列しておく、というのが一般的な形ではあります。

 

もし、親しい方のご葬儀やお通夜に行けそうにない場合は、ご家族の方にお詫びの電話などを入れておくのが良いでしょう。

 

 

そして後日、香典をお詫びの手紙と一緒に送るか、持参したうえで弔問に行くというのがベストです。

 

《会社関係の場合》

 

一口に会社関係といっても色んなつながりがあります。

 

そのため、会社関係というカテゴリの中だけでも、お通夜に行く可能性のある相手は幅広くなりがちです。

 

同僚、上司・部下、社員の家族、アルバイト、取引先、全部が全部参列しないにしても、ざっとあげるだけでもこれくらいあります。

 

大きな会社になるほど、この関係は広く複雑になる傾向があるため、弔問の機会がより増えることも考えられます。

 

同様に、公務員も周囲との幅広い付き合いや、慣例的な面から弔問の機会はそれなりに多いと思います。

 

1.故人が、「同僚、上司・部下、アルバイト」の場合

 

この場合には、お通夜にも葬儀にも参列します。

 

受付の手伝いをすることもあるので、開式よりやや早く斎場についておくのがベターです。

 

 

2.故人が、「社員の家族」の場合

 

この場合は、少なくともお通夜かご葬儀のどちらだけでも参列します。

 

故人様が社員と近い方(両親、配偶者、子供など)だった場合は、葬儀にも参列された方が良いでしょう。

 

3.故人が、「取引先の方」の場合

 

こちらは会社の規定に従う形がベストです。

 

個人的に弔問に行くには問題ありませんが、会社の規定で花などを送るだけ、代表が一人で行くだけ、といった場合もあるので、無理に行く必要はありません。

 

このように大きく3種類のパターンがありますが、これに関して会社内でルールが存在するのであれば、それに従って弔問するのが一番良いでしょう。

《友人の場合》

 

これは一番最初に書いた、故人と親しかった時は両方に参列、そうでない場合は片方だけ参列、という形に則れば問題ありません。

 

どうしても行けない場合は、その旨をご家族様にお伝えしましょう。

 

知っていながら何の連絡も寄越さないのは、いくら友人関係と言えどもそのご家族様に失礼にあたります。

 

《親族の場合》

 

これは特に配偶者の親族関係の方が亡くなられた場合に、悩まれることが多いと思います。

 

その場合は、少なくともお通夜には参列しておいた方が良いでしょう。

 

その方が後で、親族間で揉めることはなくなります。

 

葬儀に関しては、一般的には喪主および喪主の配偶者の親、兄弟姉妹、兄弟姉妹の配偶者、祖父母、叔父・叔母(伯父・伯母)といった関係の方が出席されることが多いです。

 

ですが、その故人と特に親しくしていたりお世話になっていた場合などは、ご葬儀まで参列された方が良いです。

 

ただ、地域によっては家族のどこまでが参列するか、というのが微妙に変わってくることもあるので、地域の慣習などがあればそれに従いましょう。

 

《ご近所や知人・友人の親の場合》

 

これも、《友人の場合》の時と同じで構いません。

 

項目名にはありませんが、町内会やPTA関係、学生時代の恩師などもこれと同様の対応で問題ありません。

【お通夜を辞退しても失礼にはならない?】

 

結論から言うと、何かしらの事情があれば失礼にあたることは殆どありません。

 

社会人になれば仕事もありますし、年をとれば体を悪くしてしまうことも多々あります。

 

その中で参列を辞退せねばならないケースもあり得ます。

 

どうしても行くことができない場合は、まず辞退する旨を電話などで伝えましょう。

 

そのうえで、お悔やみと参列できなかったことへの謝罪の手紙を送るとより丁寧です。

 

もしくは弔電や花だけでも送る、といった手段もあります。

 

これはどの理由においても使えるものなので、是非とも覚えておくと良いと思います。

 

とはいえ、これも故人様との関係性や理由によって若干対応が異なってくるので、理由ごとに対応策を書いていきます。

 

《通夜・葬儀の場所が遠方の場合》

例えば北海道に住んでいて、葬儀の場所が九州になったときなどは、行くまでの時間やお金がかかってしまいます。

 

この場合、喪家との関係が故人を失った後でも続く場合は参列された方が良いです。

 

通夜に間に合わなくとも、せめてご葬儀には参列するべきでしょう。

 

もっとも、故人様と近しい方の場合は遠くても来られる方が圧倒的に多いので、これはむしろ葬儀を執り行う側が礼品の数などで気を付ける必要があります。

《故人と絶縁状態になっている場合》

何かしらの事情で家族間の縁が切れている方もいらっしゃると思います。

 

故人と近くて、本来であれば確実に通夜・葬儀にいかねばならない関係の時は、特に悩まれると思います。

 

この場合は、他のご家族様からの要望が無ければ、特に無理して参列する必要はありません。

 

ただ、親族間の問題において、弔電や花だけでも送るよう指示されることもあります。その場合は、それに従った方が無難と言えるでしょう。

 

 

《仕事で行けない場合》

まともな会社であれば、忌引きであれば普通は休ませてくれるはずです。

 

しかし、それが認められなかったり、どうしても大事な仕事で自分が現場を離れられないケースも考えられます。

 

その時は、近親者に代理で出てもらうよう頼み、それをご家族様に伝えておくのがベストです。

 

それも難しい場合はご家族様に連絡の上、香典は後日持参するか、お悔やみの手紙と一緒に送るのが良いでしょう。

 

葬祭亭 線香
葬祭亭 線香

自らの意志で行かないと言ったならともかく、近しい方の忌引きで休みを認めない会社は、明らかにブラック企業なので早々に辞めることを視野に入れた方がいいかもしれません。

 

 

《入院、体調不良、産前産後の場合》

時には怪我や病気、女性の方は妊娠の関係で動けないこともあります。

 

この場合は無理をして参列する必要はありません。

 

なので、他の時と同様にご家族様に連絡、香典は後日に持参か、お悔やみの手紙を後日送付する形をとると良いでしょう。

 

【まとめ】

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回の内容は、項目が多く読者の皆様も読むのが少し大変だったかもしれません。

 

しかし、根本的にはどれも似ています。

 

「故人様と親しかったら、両方に参列する。そうでなければ、片方だけでもとりあえずは参列する」

 

「辞退するときは、家族に事前に事情を伝える。そのうえで香典はお詫びの手紙と一緒に送るか、持参する」

 

故人様とどういう関係であれ、大概はこの2つのやり方を守っていれば問題ありません。

 

逆に言えば、葬儀の簡略化が進んでいる現在であっても、これくらいのことはしておかねば失礼にあたる可能性があるということです。

 

特にご家族様は大切な方を亡くされてナイーブになっていらっしゃるので、こうしたちょっとした気遣いでも忘れないでおきたいものです。