
葬儀に参列できない時って誰にどうやって連絡したらいいの・・?
香典はいつ渡せばいいのかな?
今回はこんな疑問に答えていきたいと思います。
※この記事でわかる事※
- 葬儀に行けない時の連絡方法
- 葬儀に行けない時の香典の渡し方
- 弔電やお供物はどうすればいいのか
訃報を知ったものの葬儀にどうしても行けない状況になることもありますよね。
行けない理由を伝えないのは、マナー的にもちょっと。
今回は、どうしてもいけない場合の定番理由と伝え方を、方法ごとにご紹介していきたいと思います。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥とならないようにしましょう!
葬儀に行けない3つの定番理由と3つの伝え方
葬儀に参列できない時の連絡方法は3つあります。
- 手紙で伝える
- 電話で伝える
- メールで伝える
様々な理由で葬儀にどうしてもいけない場合がありますよね。
ですが、その理由を伝えず参列しないのは絶対してはいけません。
この3つの伝え方と定番理由を見ていきましょう!
手紙で葬儀に参列できない事を伝える場合
手紙で葬儀に参列できない事を伝える場合に使用するのは、
- 白無地の封筒
- 白い便せん
が一般的です。
【手紙の書き方の注意】
- 頭語は使わない⇒拝啓・謹啓は×
- 重ね言葉などを使わない⇒重ね重ね・追って・再三・次々 ×
- 葬儀に参列できない理由を記載◎
- 後日訪れる予定を書く◎
そして、訃報を受けたけど葬儀に行けない場合は、できるだけ早めに手紙を出すようにしましょう。
葬儀参列できない場合の手紙の例文①
※縦書きが一般的となります※
突然の訃報にただ驚いております。ご遺族の皆様も、お力をお落としになりませんようにご自愛下さい。
本来であればすぐに弔問にお伺いしたいところでございます。
葬儀に参列できずまことに申し訳ございません。
心よりお悔やみを申し上げますとともに、故人のご冥福をお祈りし致します。
心ばかりのものを同封いたしますので御霊前にお供え下さいませ。
略儀ながらまずは書中にてお悔やみ申し上げます。
このような内容で書くのが一般的で当たり障りがありません。
葬儀に参列できない場合の手紙の例文②
*縦書きが一般的です*
突然の訃報により言葉を失っております。
ご遺族の皆様、お力をお落としのことと存じますが、お気持ちを強く持たれますよう心より申し上げます。
本来であればすぐかけつけてお悔やみを申し上げたいところです。
やむをえない事情によりお伺いすることができません。
まことに申し訳ございません。略儀ながら書中をもちましてまずはご冥福をお祈り申し上げます。
2つのパターンをご紹介しましたが、どちらも葬儀に参加できないという部分が含まれていることが分かります。
- 香典を一緒に贈る場合は①
- 手紙のみ先に贈る場合は②
を使うと良いですね。
葬儀に参列できない事を電話で伝える場合
電話で葬儀に参列できない事を伝える場合は、短く終わらせるようにしましょう。
突然の訃報でなんとお伝えしてよいか分かりません。
お辛い中ご連絡いただき本当にありがとうございます。
すぐにでも伺いたいのですが、遠方のため伺うことができず申し訳ございません。
もしお分かりでしたら、今後の日程などをお聞きできますでしょうか。
(宗派などもお聞きできればお聞きできますでしょうか)
このように行けない理由を盛り込むのは、手紙で記載する内容と同様になりますよ。
また宗派により変わってくることも出てきますので聞いておくのが◎。
宗派によっては、使えない言葉などがあるので注意したいですね!
葬儀に参列できない事をメールで伝える場合
メールで葬儀に参列できない事を伝える場合に気を付けたいのは1点。
【件名で誰が送ってきたのかを明記する事】
そして、できる限り丁寧な言葉づかいでメールを書くようにしましょう。
メールでお悔やみを送る場合の例文
<件名>【自分の名前】よりお悔やみ申しあげます。
<本文>【なくなられた方の名前】様が
亡くなられたとお聞きし大変驚いております。
やむを得ない事情により伺うことができません。
大変申し訳ございません。
どうかご遺族の方も気を落とされずお体にお気をつけください
ご冥福をお祈り申し上げます。
メールの例文も手紙同様の内容で問題ないですが、簡潔に書くことが重要ですので、長くならずわかりやすく書くようにしてください。
最近では、情報化社会になっているためにメールで訃報を聞いたりすることも珍しくはありません。
ただ、使い方を間違えてしまうと大変失礼にあたりますので注意してくださいね!
葬儀に参列できない時の香典はどうする?
お葬式に行けない場合に香典を渡す方法は3つ。
- 代理に預ける
- 後日弔問時渡す
- 現金書留にて送る
こちらも1つずつ解説していきます。
代理に香典を預ける
これが一般的となっています。
代理に香典を預けることは、失礼にはあたりません。
逆に喪家からすれば、まとめてできるのでありがたいです。
その時には手紙を添えることも忘れないようにしておきましょう。
後日弔問時に渡す
後日、弔問する際に香典を渡すのであれば期間に注意しましょう。
一般的には、初七日が終わる前までには香典を渡すのがマナーとなっています。
現金書留で香典を送る
現金書留にて送る場合は、自宅に送るのではなく、葬儀場に送るのが良いでしょう。
最近は、自宅で葬儀をする方が少なくなっています。
自宅をあけていることが多いので、現金書留を送る場所を間違えないようにしましょうね!
また渡すときに宗派・宗教により表書きが変わってきます。
聞けるのであれば事前に聞いておきましょう。
弔電は送ったほうがいい?
弔電は、どうしても葬儀などに参列できない場合に、お悔やみを示す文章を盛りこみ送るものとなっています。
メールや電話は忙しい葬儀の準備の時には見られない・出られないことが多いものです。
その点、電報は届けられるので遺族側からすればありがたいものですね。
また電報の場合は、形として残せるので故人と交流のあった方が参列できない場合は、遺族としては嬉しいですね。
そして、訃報を受けた時すぐに届くというメリットもあります。
弔電を送る際、差出人にふり仮名を付けてもらうのが◎。
弔電は葬儀時に紹介されることが殆どです。
名前の読み方は十人十色、せっかく弔電をもらっても名前が違っていては困りますよね。
そういう意味でも弔電を送る際にはフリガナを付けてもらいましょう。
贈り物やお供えはどうする?
生前好きだったお菓子などを送るの良いですね!
葬儀に参列できないけれど伺うのが先になりそうな場合、葬儀当日にかざってくれる供花を送ると良いかもしれません。
会場によっては、お断りしている場所もありますので確認は必須事項です。
供花などや贈り物をする場合は、香典代わりとされることが多いですので、香典を一緒に用意しない場合もあります。
気持ちの問題ですが、過剰にするのはあまりよくないので、注意してくださいね。
悩む場合は、ギフトショップの方などに相談するのもありかもしれません!
相手の方の負担にならないように気を付けるようにしましょう!
【まとめ】葬儀に行けない時の3つの連絡方法を紹介!香典は後日でも大丈夫!
葬儀に行けない時はどうするのが良いのか?
マナーを知って失礼のない対応をするためにどうすればいいのかなどご紹介してみました。
地域によっては考え方もありますし、参列できない場合も当然あります。
喪家に負担にならないようなやり方をするようにしてください。
葬儀などでは確実にバタバタしていますからね。
そのあたりも配慮できるように、そして失礼にならないようにしてくださいね。