お通夜は初めてだけど何をすればいいの?遺族側がするべき10のこと

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お通夜

初めてお通夜を執り行う事になったけど、何をすればいいんだろう

 

初めてお通夜を執り行う側になると、何をどうすれば良いのか色々と悩んでしまいます。

 

「会社や親族への連絡はいつする?」

「お通夜や葬儀の日程はどうやって決める?」

 

など悩んでしまう事がたくさんあります。

 

そこで今回は、初めてのお通夜で遺族側がすべき事を解説していきたいと思います。

 

※この記事でわかる事※

  • お通夜で遺族がするべき10のこと
  • お通夜の流れ
  • お通夜での受付の仕事

お通夜は初めてだけど何をすればいいの?遺族側がするべき10のこと

 

「お通夜」とは葬儀の前日に親族や友人が集まって故人との別れを惜しむ儀式です。

 

遺族は、一晩中灯を消さないようにしておき線香の火も絶やさないようにしなければいけません。

 

※しかし最近は、遺族の人数も減り火事などの心配もあるので一晩中、灯と線香を絶やして故人に付き添うというのは、ほとんどなくなっています※

 

 

※現在のお通夜※

現在は、通夜に参加する親族や友人なども仕事帰りや空いている時間などに立ち寄り、日が変わらないうちに退席するという‘‘半通夜‘‘がほとんどです。

 

流れとしては、通夜式(夕方~)開始⇒会葬者が参列⇒通夜振る舞い(僧侶や弔問客を招いて食事をすること)⇒終了というのが一般的になっています。

 

※お通夜をするまでにしておかなければいけない事※

 

  1. 訃報の連絡をする(血縁の遠い親族、友人、知人、関係者など)
  2. 死亡届と火葬許可証の提出
  3. 戒名をいただくお寺探し
  4. お通夜と葬儀の日程を決める
  5. お通夜、葬儀をする場所や規模を決める
  6. 供物、供花の手配
  7. 喪主を決める
  8. 喪服を揃える
  9. お通夜での挨拶を考える
  10. 遺影の用意

 

以上10項目となっています。

 

上記の事を済ませてからお通夜の準備となります。

 

※お通夜の日程はどうやって決めればいい?※

 

お通夜は、ご臨終の翌日の夕方に行われることが多いです。

 

日程を決めるときは、火葬場の空き状況を確認してから決めてください。

 

また、六曜の友引の日に葬儀を行うと‘‘不幸事が友人にも及ぶ’‘と考えられているので、お通夜の翌日が六曜の友引の日になる場合は避けた方が良いでしょう。

 

いつが友引の日になるかは、ネットのカレンダーなどに記載されているので是非、調べてみてください。

 

関連記事:葬儀の日程はいつ決まる?大安や仏滅はダメ?

 

 

初めてのお通夜となると、遺族側は何をどうしたらいいのか色々と悩みますよね。

 

下記では、さらに遺族側がするべき事を項目ごとに分けているので、それぞれ参考にしてください。

返礼品の準備

返礼品の種類は、「会葬返礼品・通夜返礼品・香典返し」の3つに分類されています。

 

それぞれ、どのように違うのか分けて書いていますので確認してください。

 

①会葬返礼品

香典の有無関係なく、参列して頂いた方に全員へお礼として渡すものです。

 

タオルやハンカチなど日常で使えるものを贈ります。

 

全員に渡すものなので金額相場は500円~1000円ぐらいです。

 

②通夜返礼品

通夜振る舞いに参加されない方に渡します。

 

しかし最近は、家族葬なども増えてきている為、通夜振る舞いを行わずにお通夜の参列者全員に配るケースも多くなっています。

 

返礼品の中身は、お茶やコーヒー、お菓子の詰め合わせなどを口にするものを贈る事が多いです。

 

③香典返し

香典を頂いた方に渡す返礼品です。

 

忌明け(四十九日法要)が終わってから、忌明けの報告とお礼を兼ねて頂いた香典額の半分くらいの品物を贈ります。

 

しかし最近は、葬儀の当日に3000円相当の品物を返す即日返しも増えてきています。

 

〇渡し方

※遺族はお通夜に参列しなくてはならない為、返礼品を渡す係にはなりません。

 

返礼品を渡す受付係は、信頼できる方に頼むようにしましょう。

 

・渡すときは挨拶を一言添えてから渡します。

 

挨拶例

「ありがとうございます。どうぞお持ち帰りください」

 

通夜振る舞いの準備

通夜振る舞いは、1時間~2時間程度です。

 

料理は、自分達で注文または葬祭業者に手配のどちらかになります。

 

料理や飲み物の数は予想の人数より少し多めに用意しておきましょう。

 

以前は肉や魚を避けた精進料理が多かったですが、現在は手軽に食べられる寿司、サンドイッチ、オードブルが多いです。

弔問客を迎える為の「受付」の設置

お通夜を葬祭式場でする場合は、基本的に葬儀者が会場の設営をしてくれます。

 

しかし、自宅やその他の場所でお通夜をされる方も多いと思います。

 

自宅やその他の場所でお通夜をする場合、玄関先や会場の入り口に‘‘受付‘‘を設置します。

 

受付会場の設置の手順は以下のようになっています。

 

  1. 机またはテーブルを置きます。
  2. 置いた机やテーブルに白無地の布を掛けます。
  3. 正面に‘‘受付‘‘と貼ります。
  4. 机の上には、「芳名帳、筆記用具、香典帳、香典受け、名刺受け」を用意しておきます。
  5. 受付の裏には、会葬御礼品を用意して置き忘れないように渡します。

 

供物、供花、花輪を並べる

※供物&供花の手配は、お通夜が始まるまでにしておきます。

 

供花は葬儀社に依頼し、供物は故人が生前好きだった菓子や果物をデパート等に依頼して供物用に包んでもらうが一般的となっています。

 

※花輪は、遺族が用意するのではなく故人の勤務先や友人、取引先から贈られてくるものです。

 

また、遠方で葬儀に参加できない為、個人で贈る方もいらっしゃいます。

 

しかし、最近は家族葬が多く小さな斎場には入らない場合もある為、贈らない・飾らないという所も増えています。

 

※並べ方※

供物、供花、花輪は地位の高い人から並べたくなりますが、順番は故人との関係が深い順に並べていきます。

 

基本的には、近親者⇒友人⇒関係者という順番です。

 

もし、並べ方で悩んだ場合は葬儀社のスタッフまたは詳しい人に相談しましょう。

僧侶のお迎えと打ち合わせなど

お通夜の前後に僧侶のお迎えやお礼、打ち合わせを行います。

 

詳しい順序は以下を参考にしてください。

 

~お通夜前~

  • 僧侶が到着したら、控室に案内します。
  • 控室に案内したら茶菓子を出してもてなします。
  • 僧侶と葬儀社と遺族で読経・法話などの打ち合わせを行います。

 

~お通夜終了後~

  • 僧侶を控室に案内します。
  • お礼の挨拶をします。
  • お車代(5000円程度)を渡します。

 

通夜振る舞いに僧侶が出席されない場合は、御膳料(5000円~1万円)も一緒に渡します。

 

※お布施は、お通夜前・葬儀前・葬儀後など渡すタイミングはそれぞれです。

 

お布施+戒名料の金額を収める場合も多いですので、金額を聞いた後は葬儀社に渡すタイミングを確認してください。

 

参列者への気配り

遺族は、お焼香が済むまでは儀式に集中します。

 

そして、お通夜が終わった後や通夜振る舞いなどで個別に挨拶をしてください。

 

特に供花や弔電は、お通夜の前に誰から頂いたかを確認しておき、該当の方が参列された場合は、お通夜終了後にお礼を言います。

 

お通夜での喪主の挨拶

読経、焼香、法話などが終わったら、喪主が代表して挨拶を行います。

 

挨拶の内容は簡潔にし、ゆっくり落ち着いて話しましょう。

 

※話す内容※

  • 弔問のお礼
  • 故人が生前お世話になった事に対するお礼
  • 通夜振る舞いへの案内
  • 翌日の葬儀の案内

 

※例文1※

本日は、お忙しい所○○の為にお越しいただき、誠にありがとうございました。

 

こうして皆様にお集まりいただき○○もさぞ喜んでいる事と存じます。

 

また、○○の入院中にはご親切なお見舞いをして頂き故人に代わりましてお礼申し上げます。

 

なお、明日の葬儀は午後〇時からでございます。

 

何卒宜しくお願い致します。

 

別室にはささやかですが、お食事の席をご用意致しましたので故人を偲びながら召し上がって頂きたいと思います。

 

※例文2※

皆様、本日はお忙しい中、○○の為にお越しくださいまして誠にありがとうございました。

 

また、生前は、ひとかたならぬお世話になりました。

 

亡き○○にかわりお礼申し上げます。

 

なお、明日の葬儀は○○時より執り行いますので宜しくお願い致します。

 

また、心ばかりでありますが別室に食事を用意させて頂きました。

 

故人の供養にもなりますので、どうぞお召し上がりください。

お通夜の流れ

 

①受付開始

・開始30分前~から受付を行います。

 

②一同着席

・遺族は喪主を中心に故人との血縁の近さ順で着席します。

一般的に右側が遺族・左側が友人や関係者となります。

 

③僧侶入場

・通夜開始時刻になると葬儀社の呼び込みで僧侶が入場し、お通夜が開始します。

 

④読経開始

・時間は30分程度です。

正座の場合は、足が痺れないよう工夫して座るようにしてください。

 

⑤焼香

・遺族⇒一般会葬者の順番です。

 

宗派別・焼香の回数などは下記に詳しく説明していますので参考にしてください。

 

⑥法話

・読経や焼香終了後に法話や説教がある場合があります。

遺族や着席している参列者は話を聞きます。

 

⑦僧侶退場

・遺族は、その場で挨拶して見送ります。

 

⑧喪主挨拶

・僧侶が退場したら喪主が参列者に感謝とお礼を伝えます。

 

通夜振る舞いがある場合は、挨拶と共に通夜振る舞いの席へ誘導します。

 

また、翌日の葬儀の時間も伝えます。

 

⑨通夜終了

 

⑩通夜振る舞い

 

※宗派別・焼香の回数※

  • 真言宗・・3回
  • 日蓮宗・・3回
  • 日蓮正宗・・3回
  • 臨済宗・・1回目は額におしいただき2回目はおしいただかない
  • 曹洞宗・・1回目は額におしいただき2回目はおしいただかない
  • 浄土宗・・3回
  • 天台宗・・3回
  • 浄土真宗(本願寺派)・・おしいただかずに1回
  • 浄土真宗(大谷派)・・おしいただかずに2回

 

※おしいただく・・目より高く捧げて持つこと

 

受付は何をする?

〇事前準備

  1. 式の流れや家族のいる場所、トイレの場所などを確認しておく。
  2. 芳名帳用の筆記用具を揃える(筆ペン、ボールペン、サインペンなど)
  3. 受付はお通夜30分に開始する

 

〇人数

  • 一般葬の場合は、芳名カードや香典を預かる「受付係」と芳名カードと香典を参照して管理する「会計係」として最低2名必要です。
  • 家族葬などの場合は、人数が少ない為1名でも可能ですが負担がかかりそうな場合は2名で行いましょう。

 

〇受付でやるべき事

  1. 弔問客のお香典を受け取る
  2. 記帳をお願いする
  3. 返礼品を渡す
  4. お供え物・弔電などを受け取る
  5. お荷物・上着を受け取り預かる
  6. お香典を会計担当の方にお渡しする

 

〇受付は誰に頼んだら良い?

喪主や遺族はお通夜の開始15分前には着席して僧侶を待たなくてはいけません。

 

その為、受付を担当するのは喪主や遺族以外になるのですが、香典を受け取る作業もある為信頼できる方に頼みましょう。

関連記事:お通夜や葬儀の受付は誰に頼む?居ない場合はどうする?

 

 

まとめ

 

今回は、初めてのお通夜で遺族側がすべき事を解説させて頂きましたが、いかがだったでしょうか?

 

解説した事をまとめると、

 

・昔は一晩中、灯と線香を絶やして故人に付き添うという‘‘お通夜‘‘がほとんどだったが、現在は通夜式(夕方~)開始⇒会葬者が参列⇒通夜振る舞い⇒終了という’‘半通夜’‘が一般的になっている。

 

・お通夜までに、やっておかなければいけない事

「①訃報の連絡、②死亡届と火葬許可証の提出、③戒名を頂く、④お通夜と葬儀の日程を決める、⑤お通夜・葬儀場所の決定、⑥供物・供花の手配、⑦喪主を決める、⑧喪服を揃える、⑨お通夜での挨拶を考える、⑩遺影の用意」となっている。

 

・お通夜で遺族がやるべき事は

「①返礼品の準備、②通夜振る舞いの準備、③弔問客を迎える‘‘受付‘‘の設置、④供物・供花・花輪を並べる、⑤僧侶のお迎えと打ち合わせ、⑥参列者への気配り、⑦お通夜での喪主の挨拶」となっている。

 

・お通夜の流れは「受付⇒一同着席⇒僧侶入場⇒読経⇒焼香⇒法話⇒僧侶退場⇒喪主挨拶⇒通夜終了」となっている。

 

・受付でやるべき事は

「弔問客のお香典を受け取り⇒記帳をお願いする⇒返礼品を渡す⇒お供え物・弔電などを受け取る⇒お荷物・上着などを預かる⇒お香典を会計担当の方に渡す」となっている。

 

喪主や遺族はお通夜の開始15分前には着席しておかなければいけない為、受付係は一般葬の場合は友人・知人・会社関係の方に、家族葬の場合は故人の近親者にお願いをする。

 

以上になります。

 

初めてのお通夜となると、どう動けば良いか遺族の方は色々と不安になりますよね。

 

この記事が皆様のお役に少しでも立てれば幸いです。