お通夜で線香を絶やさない7つの理由と正しいあげ方をわかりやすく解説!

スポンサーリンク
お通夜

 

お通夜の時ってなんで線香絶やしちゃいけないんだろう

 

お通夜の夜は故人に寄り添える最後の夜になります。

 

またお通夜の夜は線香を絶やしてはいけないと言われていますが何故なのでしょうか?

 

また、正しいあげ方についても解説していきたいと思います。

 

※この記事でわかること※

  • お通夜で線香を絶やさない理由
  • 正しい線香のあげ方
  • 寝ずの番は誰がするのか

お通夜で線香を絶やさない7つの理由

 

お通夜で線香を絶やしてはいけない理由は7つあります。

 

項目ごとに分け理由も書いてありますので参考にしてください。

 

理由1 故人の唯一の食べ物が線香の香りの為

故人の食べ物は線香の香りです。

 

その為、故人が空腹にならない為に線香は絶やしてはいけないと言われています。

 

理由2 線香の火が極楽浄土への道標になる為

故人が極楽浄土へ行く時に唯一道標になるのが線香の火です。

 

線香の火が見える方向へ故人は進んで行きます。

 

道標となる線香の火は、故人が道に迷わない為に必要なものです。

 

しかし、複数の線香をつけてしまうと故人は、どの線香の火についていけば良いか迷ってしまいます。

 

また、故人が道に迷わない為にも線香は1本だけにしましょう。

 

理由3 故人が寂しい思いをしない為

線香の火を絶やさないようにするには、常に誰かが故人の側についておかなくてはいけません。

 

誰かが常にいる事で故人が寂しい思いをしなくて良いというのも理由の一つです。

理由4 見守る方の心の穢れを落とす為

お線香の香りは心を落ち着かせ、見守る人の心身の穢れも落とし気持ちを落ち着かせてくれる作用があります。

 

心身の穢れを落とし気持ちが落ち着く事で、故人への思いを集中させる事ができます。

 

理由5 極楽浄土の香りを再現する為

極楽浄土は良い香りに満ち溢れています。

 

仏様が故人を迎えに来るときは、極楽浄土の良い香りを一緒に持ち運んで来て下さいます。

 

その時の状況を再現するためにも、お通夜の夜は線香を絶やさずに極楽浄土の香りが故人に届くようにします。

 

理由6 故人についた悪い霊を祓う為

悪霊や生き霊は神聖な香りを嫌うと言われています。

 

特にお線香から出てくる煙の香りには、除霊効果があります。

 

線香を絶やさずにつけておくことで故人についた悪い霊を祓う事ができます。

 

理由7 遺体の臭気を消し害虫の侵入を防ぐ為

昔は、遺体の保存技術が現在ほど備わっていなかった為、腐敗が進みやすくなっていました。

 

その為、線香の煙で遺体の臭気を消していました。

 

他にも線香の煙はハエやゴキブリなどといった害虫の侵入を防いでくれる作用もあります。

 

※お通夜の夜は線香を絶やしてはいけないとされていますが、現在は安全面や遺族への心身の負担が大きいので夜通し灯すという事は少なくなってきています。

 

葬儀場によっては、遺族の宿泊や夜間の火気取り扱いを禁止している所も増えてきています。

 

もしもお通夜で線香を絶やしてしまったら

線香を絶やしてはいけないと言っても何らかの理由で絶えてしまう事もあると思います。

 

その場合は、どうすれば良いのでしょうか?

 

〇線香を絶やしてしまった場合の対処法

 

焦らず再び線香に火をつけ直せば大丈夫です。

 

どの宗派でも線香の火が絶えたからといって故人が成仏できないという事はありませんので安心してください。

 

〇線香は絶対に絶やしてはいけないの?

 

見守る方の体を考え現在は夜通し線香を絶やさないというのは、だんだん少なくなってきています。

 

特に故人の遺体が自宅にある場合は、故人が自宅にいた時と同じようにゆっくり過ごすことが大切です。

 

また、葬儀場によっては夜間の火気取り扱いを禁止している所も増えてきています。

お通夜での線香の正しいあげ方

 

線香はライターなどから直接火をつけるのではなく、ローソクから線香に火をつけます。

 

詳しい手順は以下のようになっています。

 

  1. 着火ライターやマッチでローソクに火をつけます
  2. ローソクから線香に火をつけます
  3. 線香に火をつけたら手で仰いで火を消します
  4. 香炉(こうろ)に線香を立てます。
  5. 線香は極楽浄土への道標になるので1本だけにしましょう

 

線香をあげる際の注意点

人の吹く息は、仏教では「不浄・穢れたもの」と言われています。

 

火を消すときは手で仰ぐようにしましょう。

 

線香の交換の仕方

線香が残りわずかになったタイミングで新しい線香を立てます。

 

渦巻線香や電気線香がおすすめ

線香を絶やさないように夜通し見守るのは良い事です。

 

しかし、葬儀を前に遺族や親族の方が体調を崩してしまったら大変です。

 

体調を崩さない為にも無理のない範囲で行うようにしてください。

 

線香を絶やしたくない場合は、渦巻線香や電気線香を使用するのがおすすめです。

 

渦巻線香は最長で12時間もちます。

 

タイプは2種類あり、吊り下げ型と置き型です。

 

また、電気線香だと火を使わない為、防災対策にもなります。

 

渦巻線香の価格は約2000円、電気線香の価格は約3000円となっています。

寝ずの番って誰がするの?

 

寝ずの番は、お通夜が終わった番に故人を夜通し見守る事を言います。

 

寝ずの番ってなんで必要になったの?

 

これにはこんな理由があるんです。

 

・故人が再び目を覚ます可能性があるから

 

現代ほど医療が発展していない頃、亡くなったと思っていた故人が再び目を覚ますという事がありました。

 

その為、遺族や親族は、出棺前まで夜通し故人を見守るようになりました。

 

・虫や動物に荒らされないようにする為

 

現在は、屋内でお通夜を行うことが多い為、このような心配はないですが、かつては外に故人の遺体を置いていました。

 

その時に虫や動物が来ないように見守っていた事からこのような風習が生まれたという説もあります。

 

寝ずの番は誰がすれば良い?

※寝ずの番は特に誰がしなくてはいけないという細かい決まりはありません。

 

また、お通夜を葬儀場でする場合と自宅でする場合とで変わってきます。

 

・葬儀場の場合

 

葬儀場でお通夜をする場合は、10時間~12時間使える「渦巻線香」を用意してあり場合がほとんどです。

 

また、絶やさないようにスタッフの方が見守りを代行してくれる事が多いです。

 

悩んだ時は一度相談してみてください。

 

・自宅やその他の場合

 

自宅など場合は葬儀スタッフが24時間見守るという事はできません。

 

基本的に、故人の遺族や親族が行います。

 

夜通しと聞くと徹夜で見守らなくてはいけないというイメージがあると思います。

 

しかし、徹夜で寝ずの番をして次の日に葬儀となると体調面・精神面が不安な状態になってしまいます。

 

そうならない為にも遺族の人数が多い場合は交代で見守り、遺族が少ない場合は渦巻線香や電気線香を代用するなど工夫をして睡眠はとるようにしてください。

寝ずの番をする際の注意点

線香を絶やさないというのは良い事ですが、仮に火災などになってしまった場合、供養どころではなくなってしまうので、無理をする必要はありません。

 

また、地域によっては夜通し線香をつけていると消防署から使用に対して指導を受けるところもあります。

 

もし、どうしても24時間線香を絶やさず故人を見守りたい場合は、上記でもご紹介していますが渦巻線香や電気線香などを使うのも一つの方法です。

 

寝ずの番は現在少なくなっている?

お通夜の夜は線香を絶やしてはいけないと言われていますが、火災の危険や葬儀場によっては夜間の火気取り扱いや遺族の宿泊自体を禁止している所もあり、遺族が寝ずの番をするのは現実的ではなくなってきています。

 

また、地域によっては夜間にローソクや線香を使う事を禁止している所もあります。

 

仮に線香を絶やさないようにする場合でも渦巻線香や電気線香を使用しましょう。

 

まとめ

 

今回は、お通夜の夜に線香を絶やしてはいけない理由と正しい上げ方について解説していきましたがいかがだったでしょうか?

 

今回の解説した内容をまとめると、

 

・線香を絶やしてはいけない理由は、

  1. 「故人の食べ物が線香の香りの為」
  2. 「線香の火が極楽浄土への道標になる為」
  3. 「故人が寂しい思いをしない為」
  4. 「見守る方の心の穢れを落とす為」
  5. 「極楽浄土の香りを再現する為」
  6. 「故人についた悪い霊を祓う為」
  7. 「遺体の臭気を消し害虫の侵入を防ぐ為」と言われている。

 

・線香を絶やしてしまっても焦らずに再び線香に火をつけ直せば大丈夫。

 

・線香の火が絶えたからといって故人が成仏できないという事はないので安心して良い。

 

・線香のあげ方は①ろうそくに点火⇒②したろうそくの火で線香に火をつける⇒③線香は極楽浄土への道標なので1本だけつける。

 

・寝ずの番は、葬儀場の場合は葬儀スタッフが見守ってくれる場合が多い。

 

自宅やその他の場合は、基本的に故人の遺族や親族が行う。

 

しかし、少ない人数で24時間見守るのは安全面・精神面・体力面でかなり負担が大きいのと仮に火災などになってしまった場合、供養どころではなくなってしまうので、無理をする必要はない。

 

・渦巻線香や電気線香など安全なものを使うのも一つの方法

 

以上になります。

 

夜通し線香を見守るとなると精神的にも体力的にも大変ですよね。

 

遺族の方が心から気持ちよく故人を偲びおくり出す為にも、無理をしない事が一番大切です。

 

悩んだ場合は是非、記事を参考にしてください。