お通夜に子供連れで参列する際の服装マナーを紹介!焼香についても!

お通夜

 

訃報を受け、急いで駆け付けるお通夜。

 

小さな子供がいても、急なことで預け先がない場合や、故人が身内であれば親族として連れて行かなくてはならない場合もあるでしょう。

 

子供を連れてお通夜に参列する場合、どのような点に気を付けたら良いのでしょうか。

 

服装や立ち振る舞い、その他気を付けたい点などについてまとめました。

お通夜に子供連れで参列する際のマナー

 

子供、特に幼児は騒ぐものですよね。

 

空気を察して静かにするというのも、ある程度の年齢になるまではできません。

 

故人の身内ではなく、一般参列者として参列する場合は、じっとしていられない年齢の子供を連れて行くのはできれば避けたいところです。

 

しかし、急なことで預けられない場合もありますよね。

 

泣いたり、騒いだりする可能性がある子供を連れていく場合は、そうなったときすぐ外に出られるように、出入口に近い場所にいるようにしましょう。

 

途中で退出したからといって、失礼には当たりません。

 

子供を会場で騒がせたままにしているほうが迷惑になってしまいます。

 

周囲の人に「失礼します」と一言伝え、速やかに外に出ましょう。

 

連れていくお子さんが小さくても、ある程度話が通じる年齢ならば「どうせまだわからないから」などと思わず、今から行くところがどういうところなのか、なぜ行くのか、そして騒いではいけない場所であるということを事前に言い聞かせておきましょう。

 

話をしたことで騒がなくなるというわけではありませんが、全く知らない場所に突然連れていかれる子供の不安を少しでも取り除いてあげましょう。

 

お通夜などの弔事の場は、長居をするものではないと言われます。

 

子連れで参列する場合は、立ち話などせず、用が済んだらすぐに帰るようにしましょう。

 

通夜振る舞いといって、通夜後に軽食を進められる場合もあります。

 

「食べることが供養になる」とされ、少しでも箸をつけたほうが良いと言われますが、小さな子供を連れている場合はお断りしても良いでしょう。

 

お通夜に子供を連れて行く時の服装は?

 

急な報せに慌てて準備することも珍しくないお通夜。

 

子供の服装はどうしたらよいのでしょうか。

 

「子供だから何でもよい」という人もいますが、かといって派手な色や飾りのついた服を着せるのはどうなのでしょうか。

 

年齢別にまとめてみました。

 

幼児の場合

 

乳幼児の場合、服装についてのルールはそこまで厳しくありません。

 

特に乳児(~一歳前まで)の場合は基本的にずっと抱っこされている状態でしょうから、服装もあまり目立ちません。

 

しかし、真っ赤など原色のものや、キラキラ光る飾りがついているものなどは目立ちますので、できれば避けましょう。

 

白・ピンク・水色など、淡い色の服を着せると良いでしょう。

 

おくるみやスタイなども地味な色や柄のものが好ましいですね。

 

幼児(一歳~)になってくると立って歩くようになります。

 

全身が見えますので、原色の服や派手な柄が入っているもの、キャラクターもの、ラメなどキラキラした飾りがついているものは、できれば避けましょう。

 

白や黒などのモノトーンか、淡い色の服を着せてあげると良いでしょう。

 

「清潔感があってなるべく地味なもの」であれば大丈夫です。

 

お通夜など弔事の場では、露出を控えめにすることが基本になります。

 

素足では失礼に当たりますので、靴下はちゃんと履かせましょう。

 

また、夏場などに暑いからといって、ランニングシャツやキャミソールなどで参列するのも好ましくありません。

 

きちんと袖のあるものを着せましょうね。

 

立って歩ける子の場合は靴も用意することになりますが、大人ではNGなスニーカーも、子供の場合は問題ありません。

 

なるべく地味な色のものを履かせてあげましょう。

 

歩くたびに音のなる靴やピカピカ光る靴・靴裏にローラーが付いているようなものは、避けたほうが良いでしょう。

 

また、サンダルやミュールなどのつま先やかかとが出るものも、なるべく避けたほうが良いでしょう。

 

幼稚園・小学生の場合

 

幼稚園や小学校に通うようになると、園や学校指定の制服があるという場合も出てくると思います。

 

子供の第一礼装は制服(ある場合のみ)になりますので、制服がある園や小学校に通っている場合は、それを着せましょう。

 

汚れやシワのない状態のものを着せてあげてくださいね。

 

制服がない園や小学校の場合は、地味な服を着せてあげましょう。

 

理想としては、

 

<男の子の場合>白いシャツやポロシャツに黒やグレー・紺のズボン

 

<女の子の場合>白いブラウスやポロシャツに黒やグレー・紺のスカート・もしくはワンピース

 

といった服装が良いでしょう。

 

制服のように見える服装、と考えておくとわかりやすいです。

 

あくまで理想ですので、このような服がない場合、小学生くらいまでであれば先に書いた幼児と同じように、清潔感があってなるべく地味な普段着でも問題ありません。

 

原色の服や派手な柄が入っているもの、キャラクターもの、ラメなどキラキラした飾りがついているものはなるべく避けましょう。

 

おしゃれをしていく場ではありませんので、女の子の場合、髪飾りなどは極力控えたほうがいいでしょう。

 

どうしてもという場合は、黒など地味な色のものであれば大丈夫です。

 

長い髪は一つにまとめるなどして、だらしなく見えないようにしましょう。

 

靴下は、くるぶし丈のものはカジュアルに見えますので、地味な色のハイソックスが良いでしょう。

 

靴は黒色のものが望ましいですが、地味な色であれば問題ありません。

 

スニーカーやローファーで良いでしょう。

 

しかし先に書いたように、歩くたびに音のなる靴・ピカピカ光る靴・裏にローラーが付いている靴・サンダルやミュールなどは避けましょう。

 

中学・高校生の場合

 

中学・高校生でも、制服がある場合は、それが第一礼装となります。

 

お通夜だけでなくお葬式、結婚式にも着ていける万能の服装になりますので迷わず着せましょう。

 

靴下や靴も学校指定のものがあればそれを着用します。

 

指定のものがない場合、靴下はくるぶし丈のものを避け、白や黒の無地ハイソックス、靴は地味な色のスニーカーやローファーが良いでしょう。

 

ベルトをする場合は、黒など地味な色のものにしましょう。

 

また、中高生になってくると、制服を着崩していることもあるかと思います。

 

シャツを出したりせず、ズボンやスカートは正しい位置で履き、裾が長すぎたり短すぎたりしないよう注意しましょう。

 

弔事の場は故人とのお別れの場であり、おしゃれをする場ではありません。

 

そのことをきちんと言い聞かせ、制服は正しく着用させましょう。

 

制服がない場合は、持っていれば大人と同じように喪服を着ると良いですが、ない場合は次に挙げるような服か、それに近いものを着ていきましょう。

 

<男子の場合>ダークカラーのジャケットに白いシャツ、ダークカラーのズボン、黒のネクタイ、白か黒の靴下、黒い靴

 

<女子の場合>白いブラウスにダークカラーのスカート・もしくはワンピース、黒いストッキング、黒いパンプス

 

いずれも光沢のない生地のものを選びましょう。

 

お通夜の場合であれば、リクルートスーツでも失礼には当たりません。

 

しかし高校生ぐらいになってくると、体型も大人とそう変わりませんので、服装に関しては厳しい目で見る人も多くなります。

 

制服がない学校に在籍している場合は、喪服を一式用意しておくと良いかもしれませんね。

 

また、スマートフォンなどを持たせている場合は、マナーモードにするか電源を切り、お通夜の最中に音が鳴らないようにしましょう。

 

これは子供を連れていく自分たちも気を付けたいところですね。

 

子供の焼香はどうすればいい?

 

焼香は、抹香(粉状のお香)を香炉にまいてたく場合と、線香を手向ける場合がありますが、最近では抹香であることがほとんどです。

 

作法としては、自分の番が来たら祭壇に進み、遺族と僧侶に一礼、遺影に一礼。

 

<抹香の場合>右手の親指・人差し指・中指の3本でつまんで額のあたりまで上げ、香炉にまく。これを1~3回繰り返す。

 

<線香の場合>線香を取り(1本か3本)、ろうそくで火をつけたあと香炉に立てる。

 

最後に遺影に向かって再び一礼し、遺族、僧侶にも一礼して席に戻る

 

という流れです。

 

宗派によって作法は少しずつ異なりますが、わからない場合は親族や前の人のやり方をまねるのが良いでしょう。

 

関連記事:葬儀での焼香は宗派で回数が変わるの?正しいやり方と意味を解説!

 

作法も気になりますが、心を込めて焼香することが一番大切です。

 

ここまでが焼香の流れになりますが、子供がいる場合はどのようにしたら良いのでしょうか。

 

抹香・線香、いずれの場合も、まだ小さい乳幼児の場合は、しなくても失礼には当たりません。

 

親のまねができるくらいの子であれば、手を合わせたり、お辞儀をしたりなど、できる部分を一緒にするといいですね。

 

小学生くらいの子であれば、親と一緒に焼香台の前に進み、親の後に実際に焼香させてみるといいと思います。

 

中学生以上の子であれば、ほかの人と同じように一人ひとり前に出て焼香させましょう。

 

いずれの場合も、作法は事前にしっかり教えてあげてくださいね。

 

子連れの場合は、親が先に焼香をやることになりますので、よく見ておくように言い聞かせると良いでしょう。

 

そもそも子連れでお通夜に参列するのは失礼なの?

 

小さな子供の場合、お通夜に連れて行くのはできれば避けたいところですが、やむを得ず連れて行ったとしても失礼には当たりません。

 

親族としての参列であれば子供自身もお別れをする必要があるでしょうし、一般参列者であっても一人で留守番できないような子供がいて、預けることが難しいという場合もあるでしょう。

 

連れていく場合は、自分と子供の服装に失礼が無いよう準備はしっかり整え、子供をなるべく騒がせないようにする・騒いだときは速やかに退室するなどの配慮を怠らないようにしましょう。

 

そういったふるまいが、故人や遺族に対しての哀悼の気持ちの表現になります。

 

ただ、子供が新生児である・自身が産後間もない母親である、などというような場合は、子供や自分自身のためにも、無理に参列しないほうが良いでしょう。

 

夫のみに参列してもらうか、ほかに参列する知り合いに香典を頼むという方法もあります。

 

その場合は、幼児がいるために参列を遠慮したということをきちんと先方に伝え、自分は後日、故人の自宅などに直接伺いお線香をあげさせてもらうなどすると良いでしょう。

 

まとめ

 

お通夜に子供連れで参列する際のマナーを紹介!服装や焼香についても!

 

についてまとめてみました。

 

いかがでしたか?

 

子供が小さい場合は特に、お通夜への参列を悩むところではありますが、故人との最期のお別れの場にふさわしくいられるよう、親が配慮できていれば心配ありません。

 

子供にとって、お通夜などの弔事は、この先何度も経験する大事な儀式です。

 

子供のうちから折に触れて経験させ、マナーや作法などについて話して聞かせるといいと思います。

 

その経験が、大人になったときにきっと役に立つはずです。

 

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