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葬儀

葬儀でお世話になるお坊さんは何と呼ぶのが正しい?宗派別で呼び方も変わる?

2019年3月4日

普段何気なく「お坊さん」と呼んでいますが、実際は何と呼ぶのが正しいのでしょうか?

 

また、宗派によって何と呼んだらいいのか迷いますよね。

 

今回は、宗派別「お坊さん」の正しい呼び方について解説していきたいと思います。

 

この記事でわかる事

  • 宗派別のお坊さんの呼び方
  • お坊さんを呼ぶ際に失礼になる言い方

お坊さんの正しい呼び方

 

まず、どうして「お坊さん」と呼ばれるようになったのかについてですが、出家する時に髪の毛があると色々な雑念が生じ修行に集中できなくなると言われています。

 

その為、出家する時は髪の毛を剃り坊主になりました。

 

人々はその髪型から修行僧の事を「お坊さん」と呼ぶようになりました。

 

浄土真宗の場合は「阿弥陀は心の広いお方なので信仰するだけで極楽浄土へ導いてくれる。」という考えの為、坊主ではないお坊さんもいらっしゃいます。

 

仏教では和尚と呼ぶことが多いですが宗派ごとに呼び方が違ってきます。

 

和尚とは、修行を乗り越え人々の教えを説いているお坊さんの事で梵語(サンスクリット語)の訳となっています。

 

それぞれ宗派ごとの正しい呼び方や何故そう呼ぶのかについて下記でより詳しく説明しておりますので是非、参考にしてください。

 

真言宗

○呼び方

和尚(わじょうさま)

ご院家(ごいんげ)

僧正(そうじょう)

阿闍梨(あじゃり)

 

○葬儀の時
葬儀では、和尚様(わじょうさま)または、ご院家様(ごいんげさま)とお呼びしましょう。

ご院家様に跡取りの息子さんがいらっしゃる場合は若院様(わかいんさま)とお呼びます。

※迷った場合は「ご住職様」で十分通用します。

 

○豆知識
真言宗では和尚=「わじょう」と呼んでいます。

院家(いんげ)とは、出家して寺の住職になった僧侶の事です。

僧正(そうじょう)は寺院を管理する官職の中で最上位の僧侶の事を言います。

阿闍梨(あじゃり)模範となる指導をされる高僧の事を言います

天台宗

○呼び方

※天台宗の場合は、ご存命の場合とお亡くなりになった場合と「和尚」の呼び方が違いますので注意してください。

ご存命の場合
・和尚(おしょう)

お亡くなりなった場合
・和尚(かしょう)

となっています。

他にも

・法印(ほういん)

・阿闍梨(あじゃり)

という呼び方があります。

 

○葬儀の時
葬儀の時は、和尚様(おしょうさま)とお呼びます。

※迷った場合は「ご住職様」で十分通用します。

 

○豆知識

和尚(おしょう)=僧侶がご存命の場合の呼び方です。

和尚(かしょう)=僧侶がお亡くなりになった場合の呼び方です。

上記の呼び方がほとんどですが、

・最上位の僧侶の事を法印(ほういん)

・弟子たちに対して高い指導をされる高僧を阿闍梨(あじゃり)と呼んでいます

臨済宗

○呼び方
・和尚(おしょう)
・方丈(ほうじょう)
・老師(ろうし)

 

○葬儀の時
葬儀の時は和尚様(おしょうさま)・方丈様(ほうじょうさま)とお呼びしましょう。

※迷った場合は「ご住職様」で十分通用します。

 

○豆知識
臨済宗では和尚=「おしょう」と呼んでいます。

住職は一丈四方の部屋に住んでいる事から「方丈様」と呼ばれるようになりました。

老師(ろうし)は、修行僧を敬った高僧に対する呼び方です。

曹洞宗

○呼び方
・和尚(おしょう)
・方丈(ほうじょう)
・老師(ろうし)

 

○葬儀の時
曹洞宗の場合、ホームページで、「方丈様(ほうじょうさま)方丈さん(ほうじょうさん)と読んで貰えたら幸いです」

と書かれているので、葬儀の時も方丈様とお呼びするのが一番良いと思います。

※迷った場合は「ご住職様」で十分通用します。

 

○豆知識
住職は質素な一丈四方(四畳半)の部屋で生活をする事が良いとされています。

その為、住職は一丈四方の場所に住んでいるので方丈(ほうじょう)と呼ばれるようになりました。

 

黄檗宗(おうばくしゅう)

○呼び方
・和尚(おしょう)
・方丈(ほうじょう)
・老師(ろうし)

 

○葬儀の時
和尚様(おしょうさま)または方丈様(ほうじょうさま)とお呼びするようにしましょう。

※迷った場合は「ご住職様」でも通用します。

 

○豆知識
黄檗宗は、臨済宗や曹洞宗と並ぶ日本三禅宗の1つになるので呼び方も同じになります。

その為、和尚=「おしょう」、方丈=「ほうじょう」と呼ばれています。

 

浄土宗

○呼び方
・和尚(おしょう)
・上人(しょうにん)

 

○葬儀の時
和尚様(おしょうさま)または上人様(しょうにんさま)とお呼びしましょう。

※迷った場合は「ご住職様」でも通用します。

 

○豆知識
浄土宗では和尚=おしょうと呼びます。

上人(しょうにん)とは、修行を積んだ位の高い僧を意味します。

 

西本願寺

○呼び方
・ご院主(ごいんじゅ)
・院家(いんげ)

 

○葬儀の時
ご院主様(ごいんじゅさま)・ご院家様(ごいんげさま)とお呼びします。

先代のご住職の場合は「前住様(ぜんじゅうさま)」、跡取りの場合は「若院主様(わかいんじゅさま)」とお呼びしましょう。

※迷った場合は「ご住職様」でも通用します。

 

○豆知識
西本願寺は、浄土真宗の宗派の1つです。

寺院がある京都では「お西さん」の愛称で親しまれています。

ご院主(ごいんじゅ)というのは、そのお寺を代表する人物。

院家(いんげ)というのは、お寺を代表する人物という意味が込められています。

 

大谷派

○呼び方
・ご院主(ごいんじゅ)
・院家(いんげ)

 

○葬儀の時
ご院主様(ごいんじゅさま)・ご院家様(ごいんげさま)とお呼びします。

先代のご住職は「前住様(ぜんじゅうさま)」、跡取りの場合は「若院主様(わかいんじゅさま)」となっております。

※迷った場合は、「ご住職様」で十分通用します。

 

○豆知識
大谷派は浄土真宗の宗派の1つです。

その為、僧侶の呼び方も西本願寺と同じです。

ご院主様・ご院家様・ご住職様となっています。

※浄土真宗の僧侶の方によると普段は、「ご住職様」と呼ばれる事が一番多いと語っておられます。

日蓮宗

○呼び方
・御膳様(ごぜんさま)
・上人(しょうにん)

 

○葬儀の時
日蓮宗の場合、ご上人(ごしょうにん)と呼ぶのが一般的になっていますので、葬儀の時もご上人(ごしょうにん)とお呼びするのが良いでしょう。

※迷った場合は「ご住職様」で十分通用します。

 

○豆知識
御前様(ごぜんさま)は、高僧を表している言葉です。

上人(しょうにん)は、修行をしっかりと行った住職以外の僧侶の事をいいます。

 

日蓮正宗

○呼び方
・御尊師(ごそんし)

 

○葬儀の時
葬儀の時も御尊師様(ごそんしさま)とお呼びします。

※迷った場合は「ご住職様」で十分通用します。

 

○豆知識
御尊師様(ごそんしさま)とは、僧侶に対し敬意の気持ちを込めた呼び方です。

御尊師より上の位になると「御尊能師」または「御尊能化」と呼ばれるようになります。

 

カトリック教

○呼び方
・神父(しんぷ)

 

○葬儀の時
「神父」だけで敬称になるのですが、日本では「神父さん」「神父様」と呼んでいる方が多いです。

葬儀では「神父様」と呼びましょう。

 

○豆知識
信者を指導する司祭の事を「神父」と言います。

既婚者と女性の神父は存在していません。

独身で神父になった場合は、一生結婚せずに神父として信者の世話に捧げます。

 

ルーテル教

○呼び方
・牧師(ぼくし)

 

○葬儀の時
牧師様(ぼくしさま)とお呼びします。

 

○豆知識
「牧師」は、プロテスタントの信徒を指導する立場になります。

神父とは違い牧師の場合は、女性がなる事や結婚する事も許されています。

一般的に神学校で学び牧師になります。

 

神式

○呼び方
・斎官(さいかん)

 

○葬儀の時
斎官様(さいかんさま)とお呼びします。

 

○豆知識
日本に昔から伝わる神々を祀り、その教えを信仰する宗教です。

開祖はいません。

神式で葬儀を担当する役職の方を斎官(さいかん)と呼びます。

 

天理教

○呼び方
・斎官(さいかん)

 

○葬儀の時
斎官様(さいかんさま)とお呼びします。

 

○豆知識
通夜と告別式の両方とも神式で行われる為、神式と同じで、葬儀を行う役職の方を斎官(さいかん)とお呼びします。

神式なので焼香ではなく玉串奉奠(たまぐしほうてん)が行われます。

 

金光教

○呼び方
・祭主(さいしゅ)

 

○葬儀の時
祭主様(さいしゅさま)

 

○豆知識
祭主とは葬儀の中心的役割をする方の事をいいます。

葬儀では祭主が故人に代わり神様にお礼を申し上げます。

 

普段は何と呼べばいいの?

○仏教の場合
普段何と呼べば良いか迷った場合は「ご住職様」で問題ありません。

ほとんどの方が「ご住職様」とお呼びしています。

跡取りの方の場合は「副住職様」と呼びましょう。

性別や宗派など関係なく使える呼び方なので大変便利ですよね。

 

○その他の宗教

カトリック教・・神父様

ルーテル教・・牧師様

神式・天理教・・斎官様(さいかんさま)

金光教・・祭主様(さいしゅさま)

 

となっております。

失礼にあたる呼び方

 

やはり「坊さん」「坊主」「お坊さん」という呼び方は失礼になります。

 

また、浄土真宗やその他の宗教では「和尚」という呼び方はしません。

 

「神父」と「牧師」は、宗派が全く違いますので葬儀の時、間違えないよう気を付けてください。

 

まとめ

 

今回は、宗教別お坊さんの呼び方について解説させて頂きましたが、いかがだったでしょうか?

 

解説した事をまとめると、

  • 真言宗は、和尚様(わじょうさま)または、ご院家様(ごいんげさま)
  • 天台宗は、和尚様(おしょうさま)
  • 臨済宗・曹洞宗・黄檗宗は同じ禅宗で呼び方は、和尚様(おしょうさま)または、方丈様(ほうじょうさま)
  • 浄土宗は、和尚様(おしょうさま)または上人様(しょうにんさま)
  • 西本願寺と大谷派は同じ浄土真宗の宗派の1つで呼び方は、ご院主様(ごいんじゅさま)・ご院家様(ごいんげさま)
  • 日蓮宗は、ご上人(ごしょうにん)
  • 日蓮正宗は御尊師様(ごそんしさま)
  • カトリック教は、神父様
  • ルーテル教は、牧師様
  • 神式と天理教は、斎官様(さいかんさま)
  • 金光教は、祭主様(さいしゅさま)
  • 迷った場合は、「ご住職様」と呼ぶ
  • 跡継ぎの方は、「副住職様」
  • 「坊さん」「坊主」「お坊さん」という呼び方は失礼

 

以上になります。

 

葬儀の前に正しい呼び方を知っておけば安心ですよね。

 

是非、参考にしていただければ幸いです。

 

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