精進落としはいつするの?所用時間や服装について解説!

スポンサーリンク
法事・法要

 

昔は当たり前のようにあった精進落としですが、現在は、葬儀の仕方が多様化している為にタイミングや所要時間、服装なども違ってきているようです。

 

今回は、精進落としのタイミングや所要時間・服装について詳しく解説していきたいと思います。

精進落としはいつする?

 

一般的には初七日法要の後に行われます。

 

しかし最近は、遠方から来る親族や忙しく時間が取れない事を考えて四十九日が過ぎた忌明けに精進落としをするのではなく、葬儀終すぐに初七日法要をして火葬中または火葬後に精進落としをするというのが増えています。

 

現在の精進落としは、儀式としてではなく親族や参列者の葬儀の疲れを労う為に行われるようになってきました。

 

このように葬儀後すぐに精進落としを行う事を「繰り上げ精進落とし」と呼んでいます。

 

また、浄土真宗の場合は精進落としの事を「お斎(おとき)」と言い、神道の場合は「直会」と言います。

 

精進落としの時間はどのぐらい?

 

現在は、火葬場から戻り精進落としを行う場合が多いのですが、1時間~2時間ぐらいまでが目安となっています。

○精進落としの詳しい流れと挨拶例

①喪主の挨拶

例:「本日は皆様大変お疲れ様でした。皆様のおかげで通夜・葬儀・告別式を滞りなく行う事が出来ました。ささやかですが、皆様の疲れを癒すために精進落としの席をご用意致しました。
ゆっくりと寛ぎながらお召し上がり頂ければと思います。
この度はありがとうございました。」

 

②献杯の挨拶

例「それでは献杯をさせて頂きます。御唱和お願い致します。献杯。」

 

③宴会の開始

(喪主や遺族は席を回り一人一人にお酒を注いだりお礼を言ったりしていきます。)
※運転される方や未成年の方はウーロン茶やノンアルコールにする。

 

④終了の挨拶(開始から1時間~2時間後)

例:「本日は皆様、最後までお付き合いいただきまして誠にありがとうございました。故人もさぞかし喜んでいると思います。
皆様もお疲れのことと思いますので本日これにてお開きとさせて頂きます。
どうぞお気を付けてお帰りください。
本日は誠にありがとうございました。」

 

これが精進落としの一連の流れと挨拶の例になっています。

 

精進落としとは?

 

精進落としとは、本来は忌明け(四十九日が過ぎた後)の食事の事を意味しています。

 

昔は、親族が亡くなってから四十九の間は仏教の思想に従い肉や魚などの(肉食)がない精進料理を食べていました。

 

そして、忌明け(仏式は四十九日・神式は五十日)になったと同時に通常の食事に戻ります。

 

これを「精進落とし」と呼んでいました。

 

その為、精進落としでは精進料理ではなく肉や魚が入った通常の食事を食べます。

 

しかし、この「精進落とし」ですが、昔とは違い現在は初七日の後に行われています。

 

さらに遠方の親族の事を考え葬儀後すぐに式中初七日を行う場合や火葬場から戻った後に行う繰り上げ初七日法要をする場合もあり、火葬場から戻った後や火葬中に「精進落とし」をする事が増えてきました。

○お斎と精進落としの違い

お斎(おとき)は、精進落としとは違い葬儀後に出される食事の事をいいます。

 

しかし、最近は‘‘お斎‘‘と‘‘精進落とし‘‘は混同されるものになっています。

 

○精進落としはしないといけないのか?

精進落としは葬儀を手伝ってくれた親族や参列者などに感謝の気持ちを込めておもてなしをする食事会です。

 

その為、精進落としをしないという事はマナー違反とされています。

 

しかし、最近は人数が少ない葬儀が増えている為、宴席は設けずに折詰の料理や金品を帰りにお渡しするのみの場合もあります。

 

○精進落としにお招きする人は?

主に読経していただいた僧侶、故人の親族や友人、会社関係者となっています。

 

※僧侶が会食に参加しない場合は、御膳料として5000円~10000円ほどを包んでお渡します。

 

○「通夜振る舞い」との違い

「通夜振る舞い」と「精進落とし」は似ているように感じますが実際は全く違うものです。

 

「精進落とし」は葬儀後や初七日法要の後で行われるのに対して「通夜振る舞い」は、時間を作って通夜に参列して頂いた弔問客をおもてなしする為に振舞われる食事になっています。

 

通夜の参列人数は変わる事が多いので、何人になっても大丈夫なように寿司・サンドイッチ・オードブルなどの大皿料理を用意しておきます。

 

また、最近は参列者の人数が少ない家族葬も増えてきている為オードブルではなく菓子やお茶だけを用意するというケースや通夜振る舞いは行わずに弔問客に折り詰めとお酒のセットまたは粗品用品のみを渡すというケースも増えてきています。

 

○葬儀後の食事と初七日法要の食事の内容は?

一人前3000円~6000円程度の懐石料理や仕出し弁当を参加人数に合わせて用意するのが一般的になっています。

 

出来るだけ費用を抑えたい場合は、仕出し弁当の方が良いでしょう。

 

お店に注文する時に「精進落とし」である事を伝えておくとスムーズですし、場に相応しい食事を届けてくれます。

 

○精進落としの流れは?

①喪主の挨拶

 

②宴会の開始

(喪主や遺族は席を回り一人一人にお酒を注いだりお礼を言ったりしていきます。)

 

③終了の挨拶(開始から1時間~2時間後)

 

というふうになっています。

 

○精進落としで注意すべき点

・お酒が出される事もありますが、葬送の席であるので泥酔するのは避けましょう。

 

・運転される方や未成年の場合は、ノンアルコール・ウーロン茶などで献杯を行いましょう。

 

○キリスト教での精進落としは?

キリスト教も仏式や神式と同じように葬儀後にお茶やお菓子(お酒は出さない)でおもてなしする風習があります。

 

宗教的に意味合いは全く違いますが、喪主が親族や参列者に感謝の気持ちを込めてもてなすという点は同じです。

精進落としに参加する時の服装や持ち物は?

 

葬儀後に精進落としを行う場合は、服装や持ち物は葬儀の時と同じになるので喪服のままで良いのですが、後日に改めて精進落としを行う場合、服装や持ち物はどうすれば良いのか悩みますよね?

 

男女別に分けて詳しく調べてみたので下記を是非、参考にしてください。

 

○男性の服装

・ブラックスーツ

※ジャケットは、黒色でダブル&シングルどちらでも可

※靴下・ネクタイ・ベルト・革靴など全て黒色

※ワイシャツは白色

 

※迷った場合は喪服でOKです。

 

○女性の服装

・黒のワンピースもしくはスーツ

※ストッキング・パンプス・髪飾りなど全て黒色

※アクセサリーは結婚指輪、パール、オニキスのみ可

 

※迷った場合は喪服でOKです。

 

○子供の服装

学生服がある場合は学生服を着用しましょう。

 

・学生服がない場合

※男の子はブレザーとズボン

※女の子はブレザーとスカートもしくは黒色のワンピース

※靴は白・紺・黒を着用

 

○平服でお越しくださいと言われた時は?

平服でお越しくださいと言われた場合でも上記の服装であれば失礼になりません。

 

○必要な持ち物は?

精進落としで必要な持ち物はありません。

 

葬儀の後に精進落としを行う場合、貴重品などは最小限にしてバックに入れて置き周りの迷惑にならないように手元に置いておきましょう。

 

○注意するべき事

・ノースリーブなど露出が多い服や光り物、殺生を連想させるアニマル柄はNG。

 

・光沢があったり光り物が付いていたりヒールが高い靴はNG。

 

まとめ

 

今回は、精進落としのタイミングや所要時間・服装について詳しく調査してみたのですがいかがだったでしょうか?

 

まとめると

 

・「精進落とし」は、本来は忌明け(四十九日が過ぎた後)の食事の事を意味していましたが、最近は遠方の親族の事を考えて葬儀後すぐに初七日法要を行い‘‘火葬場から戻った後‘‘もしくは‘‘火葬中‘‘にする事がほとんど。

 

・人数が少ない葬儀の場合は、宴席は設けずに折詰の料理や金品を帰りにお渡しするのみの場合もある。

 

・「通夜振る舞い」は、時間を作って通夜に参列して頂いた弔問客をおもてなしする為に振舞われる食事なので「精進落とし」とは違う。

 

・お斎(おとき)は、葬儀後に出される食事の事を言うが、最近は‘‘お斎‘‘と‘‘精進落とし‘‘は混同されるものになっている。

 

・一人前3000円~6000円程度の懐石料理や仕出し弁当を参加人数に合わせて用意する。

 

・僧侶が参加しない場合は、御膳料として5000円~10000円ほどを包んで渡す。

 

・流れは、①喪主の挨拶⇒②宴会の開始⇒③終了の挨拶となっている。

 

・時間は1時間~2時間が目安となっている。

 

・服装は迷った場合は喪服でOK。

 

・喪服以外だと男性はブラックスーツ、女性は黒のワンピースもしくはスーツ、子供は学生服がない場合はブレザーとズボンまたはスカートにする。

 

以上になります。

 

葬儀等の準備で忙しくしていたら精進落としの事はつい後回しになってしまいますよね。

 

困った時や迷った時にこの記事が皆様のお役に少しでも立てれば幸いです。