\10秒だけ時間をください/

\無料で最大5社の葬儀社を比較/

無料で手間のかかる葬儀社の比較を行ってくれるくらべる葬儀。

提携している900の葬儀社の中から、アナタの住む地域の葬儀社を最大5社紹介。

入力にかかる時間は1分。

この1分の入力をめんどくさがった為に、19万円損したケースも。

知らないと損する葬儀社を比較する大切さ。

いつ訪れるか分からない葬儀の為に無料の葬儀社の比較は確実にしておきましょう。

\情報入力は1分で完了/

くらべる葬儀公式サイトはこちら

※無料で葬儀社の比較ができる

葬儀

葬儀で使う袱紗(ふくさ)の色と正しい包み方を紹介!ない時の代用品は何を使う?

2018年7月21日

 

みなさん、袱紗(ふくさ)をご存知でしょうか?

 

あまり聞いたことのない方もいらっしゃるかもしれません。

 

袱紗とは、古くから日本で使われてきた、物を包むための布のことを言います。

 

「風呂敷」と聞くとピンとくる方も多いのではないでしょうか。

 

どちらも物を包む目的としては同じですが、意味や使うシーンが少し異なります。

 

今回は、葬儀で使う袱紗(ふくさ)の色と正しい包み方や袱紗が無い時の代用品のお話しをしていきたいと思います。

袱紗ってなに?風呂敷とどう違うの?

 

まず「風呂敷」は、品物を包むための方形の布のことを言い、大小さまざまな大きさや、いろんな柄のものがあります。

 

「風呂敷」の名前の由来は、江戸時代に遡ります。

 

江戸時代になり、入浴の時に着物を包んで持ち運んだり、入浴後は広げて敷いた上で更衣をしていたことから「風呂敷」と呼ばれるようになりました。

 

その後、着物だけではなく贈答品など様々な品物を包んで持ち運ぶようになりました。

 

一方「袱紗(ふくさ)」とは、「金封」を包むことを目的とした布のことを言います。

 

袱紗は元々、儀礼を重んじる慶弔行事の金品贈答時の儀式用品として用いられていました。

 

現在では主に、慶弔行事の際に、熨斗袋の水引きがくずれたり袋が皴になることを防ぐために使われています。

 

袱紗(ふくさ)の色

袱紗は慶弔行事の金品を贈る際の儀礼や心遣いとされますから、慶弔行事によって袱紗の色は異なります。

 

袱紗には、大きく二つに分けて暖色系と寒色系があります。

 

通夜や葬儀などの弔事で、袱紗の色が華やかなものでは失礼ですし、逆に結婚式など慶事の際に地味な暗い色の袱紗では華やかな雰囲気が台無しです。

 

ですので、華やかな明るい暖色系は結婚式などの慶事に、一方寒色系は通夜や葬儀などの弔事に使用します。

 

暖色系では、赤色やオレンジ、桃色、金色、藤色などがあり、寒色系では青色やグレー、緑色、紺色などがあります。

 

ですが、現在最も一般的に多く使われている色はこれらの中の色ではなく、「紫色」です。

 

紫色の袱紗は、慶事でも弔事でもどちらでも使用できる唯一の色ということで、この色を使用される方が多いようです。

 

昔から紫色は最も高貴な色とされており、老若男女問わず使うことができます。

 

高級なものになってくると、鶴や亀、蓮などの刺繍が入ったものや、家紋が入っているものもありますが、紫色の無地が一番多く使われているのではないでしょうか。

 

素材は、やはり正絹のものを選ぶと良いでしょう。

 

今では100円ショップやネットショップでも安く簡単に買うことができますが、ほとんどはポリエステルのものです。

 

遠目で見ればわからないのですが、やはり長年使うものですし、袱紗の持つ意味などを考えると、少しお値段が高くても正絹のちりめん素材のものを選びたいですね。

 

袱紗(ふくさ)の種類

 

袱紗(ふくさ)には大きく分けて3つの種類があります。

 

ここではその3つの袱紗の種類についてお話ししていきます。

 

1.掛袱紗

掛袱紗(かけふくさ)とは、四隅に房の付いた小さいサイズの袱紗です。

 

掛袱紗に包むのではなく、黒塗りのお盆などの上にのせた金封の上に掛けるために使われます。

 

あまり見たことのない種類の袱紗かもしれませんが、実はこの掛袱紗が一番本格的で格式高い袱紗です。

 

ですが、結納やお布施など多額な現金を包む場合以外に使われることはほとんどないため、持っていない方の方が多いのではないでしょうか?

 

四隅についた房の色も、シーンによって変わります。

 

慶事の際は金色の亀房、弔事の際は濃いグレーの平房で「銀鼠」と呼ばれるものを使います。

 

2.台付き袱紗

台付き袱紗とは、袱紗の内側に熨斗袋(のしぶくろ)を留めるための台がついたものをいいます。

 

袱紗から取り出す際に金封を台の上に乗せることができるので便利ですし、多くは裏表がリバーシブルになっているので、慶弔のどちらでも使い分けすることができるので人気です。

 

似たものでは、裏表リバーシブルで台の付いていないタイプの「袷袱紗(あわせふくさ)」と呼ばれるものもあります。

 

これらは熨斗袋に合わせて包みますので、熨斗袋を選ぶ際に熨斗袋のサイズを考えなくても大丈夫です。

 

台付き袱紗や袷袱紗を使用する場合は、包む金額が3万円以上が目安とされています。

 

3.金封袱紗

金封袱紗とは、熨斗袋を包むのではなく最初からポケットタイプになっているものを言います。

 

略式の袱紗とされていますが、手軽なため最近では使われる方も増えてきました。

 

台付き袱紗などと違って、用意した熨斗袋が入らない場合や、手持ちのバッグに金封袱紗が入らないこともありますので注意が必要ですね。

 

金封袱紗を使用する場合は、包む金額が1~3万円までが目安とされています。

袱紗(ふくさ)の正しい包み方を紹介!

 

袱紗の包み方は、慶事と弔事では異なります。

 

この包み方を間違えては大変失礼ですので、差し出し方と併せてぜひ覚えておきましょう。

 

1.台付き袱紗、爪付き袱紗の包み方

爪付き袱紗とは、袱紗の角の一つに袱紗を留めるための爪がついたものを言います。

 

台付き袱紗も爪付き袱紗も、包み方は基本的には同じになります。

 

・慶事での包み方

①袱紗の四隅の角が、上下左右になるよう裏向きに広げます

②袱紗の中央からやや左側に祝儀袋を置きます

③四隅の角を、左→上→下→右の順に折りたたみます

④左側のはみ出した部分を内側に折ります

 

・弔事での包み方

①袱紗の四隅の角が、上下左右になるよう裏向きに広げます

②袱紗の中央からやや右側に不祝儀袋を置きます

③四隅の角を、右→下→上→左の順に折りたたみます

④右側のはみ出した部分を内側に折ります

 

2.金封袱紗の包み方

金封袱紗はもともとポケットタイプになっているため包む必要はありませんが、開き方が異なります。

 

慶事では右開きに、弔事では左開きになるように使いましょう。

 

3.差し出し方

袱紗ごと差し出すのは不幸を渡すことと同じ意味だということをご存知でしたか?

 

ここでは、慶事と弔事で異なる渡し方を紹介します。

 

慶事の場合

①左の手のひらに祝儀袋を包んだ袱紗を置き、右手で袱紗を広げます

②相手からのし書きが読めるように、時計回りに向きを変えます

③袱紗を折りたたんで受付の台などに置き、一言添えて両手で差し出します

(折りたたんだ袱紗の上に祝儀袋を置いて差し出しても構いません)

 

弔事の場合

①右の手のひらに不祝儀袋を入れた袱紗を置き、左手で袱紗を広げます

②相手からのし書きが読めるように、反時計回りに向きを変えます

③袱紗を折りたたんで受付のだいなどに置き、一言添えて両手で差し出します

(折りたたんだ袱紗の上に祝儀袋を置いて差し出しても構いません)

袱紗(ふくさ)がない時はどうしたらいい?

 

慶弔行事のマナーの一つとしてぜひ用意しておきたい袱紗ですが、万が一袱紗がない場合はどうしたらよいのでしょうか?

 

熨斗袋を渡す時しか使用しないからといって、袱紗を使わないでもいいのでは?

 

と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

ですが、何も包まずにバッグから裸のまま取り出して差し出すことはやはり避けたいものです。

 

そんな時には代用品を使いましょう。

 

袱紗(ふくさ)の代用品

袱紗がない場合の代用品として一番無難なのは、ハンカチです。

 

レースやフリルなど装飾の付いていないものを選びましょう。

 

ハンカチ以外では、小ぶりな風呂敷などでも良いでしょう。

 

また、袱紗が色で用途分けされているように、代用品を使う場合も色には配慮が必要です。

 

慶事ではピンクやオレンジなどの暖色系を、弔事では紺やグレーなどの寒色系を使うと良いでしょう。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

慶弔行事でしかあまり使われることのない「袱紗」ですが、「袱紗」にはちゃんとした意味があり、シーンによって袱紗の色や種類が違うということがお分かりいただけたかと思います。

 

また、慶弔行事のマナーや作法の一つとしてではなく、「袱紗」には、祭礼や相手の心中を重んじ、喜びや悲しみを共にするという気持ちを示すという意味もあるのです。

 

ですので、大切な慶弔行事だからこそ、きちんと礼節に沿って袱紗を使いたいですね。

-葬儀
-,

© 2021 葬儀の悩みや疑問を解決! Powered by AFFINGER5

知らないと損をする「葬儀の事前見積もり」について
葬儀の事前見積もりのメリットはコチラの記事で解説しています。
知らないと損をする「葬儀の事前見積もり」について
葬儀の事前見積もりのメリットはコチラの記事で解説しています。