お通夜での服装について!女性はパンツスーツでいい?インナーやストッキングの色は?

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女性がお通夜に参列するとき、どのような服装がふさわしいのでしょうか。

 

結婚式とは違い、お通夜などの弔事は急にあるもの。

 

仕事帰りに参列するなど、準備にあまり時間がかけられない!

 

ということもありますよね。

 

しかしいくら時間がないからと言って、どんな服でもOKというわけではありません。

 

今回は、女性がお通夜に参列するときの服装を選ぶ際に、注意しておきたい点についてお話ししていきたいと思います。

女性のお通夜参列でパンツスーツは大丈夫?

 

急な訃報を受け、仕事帰りにお通夜に駆け付けるということもあるかと思います。

 

昔は、お通夜にしっかりした喪服を着ていくと「亡くなることを予想して、用意していたのではないか」と解釈され、失礼に当たってしまう、ということもあったようです。

 

そのため「急いで駆け付けた」ということで、喪服ではなく地味な平服(=普段着)で参列していました。

 

しかし最近では、葬儀には出ずお通夜のみ参列し、お通夜が故人との最期のお別れとなる場合も増えてきました。

 

それに伴い、喪服を着用してお通夜に参列する人が多くなってきています。

 

とはいえ、仕事帰りに参列するなど、喪服を用意することが難しい場合もありますよね。

 

そんな場合は、パンツスーツでお通夜に参列しても良いのでしょうか。

 

ここから解説していきたいと思います。

 

パンツスーツでの参列は、一般参列者として参列する場合、色やデザインなどに気を付ければ、着用しても大丈夫です。

 

★注意点★

一般参列者ではなく故人の親族として参列する場合は、パンツスーツでは失礼に当たってしまいますので、避けたほうが良いでしょう。

 

パンツスーツで参列する場合、色は黒やグレーなどのダークカラーで、生地に光沢のないもの。

 

ボタンなどに装飾がなく、シンプルなデザインのものであれば良いでしょう。

 

パンツ丈の短いものは足首が見えてカジュアルな印象になってしまいますので、できれば避けた方がいいですね。

 

また、夏場など暑い季節でも、ジャケットは必ず着用するようにしましょう。

 

 

インナーの色はどうする?

 

インナーも、色は黒やグレーなどの落ち着いた色で、シンプルなデザインのものにすると良いでしょう。

 

キラキラ光るビーズや目立つ飾りなどが付いているものは避けましょう。

 

もう一つ気を付けたいのが、胸元があきすぎていないかということ。

 

お通夜やお葬式など弔事の場では「露出を控えめにする」ことがマナーです。

 

胸元が大きくあいたものや、ノースリーブはふさわしくありません。

 

シースルーやレースなど、透けるような素材も、できれば避けましょう。

 

夏場は薄着になりがちですが、この点は気を付けたいですね。

 

また、サテンやベロアのように光沢のある素材も、派手な印象を与えてしまうため不向きです。

 

インナーは、胸元が大きくあいていないものを選び、シャツやブラウスであればボタンをあまり開けないようにしましょう。

ストッキングの色は?

 

お葬式の際に着用するストッキングの色は、黒色で、厚さが20~30デニールの透け感のあるものが良いとされています。

 

しかし、お通夜の場合は、肌色やベージュのストッキングでも問題ありません。

 

どちらの場合も、柄やワンポイント、ラメなどが入っているものは派手な印象を与えてしまいますので、無地のものを選びましょう。

 

そして注意したいのが、穴あきや伝線です。

 

最近では、受付から焼香などすべて靴を脱がずに行える会館もありますが、読経や焼香の際に靴を脱いで座敷に上がり、正座をしなければならない場合もあります。

 

正座は足の裏が見えますし、焼香などでは一人ひとりが焼香台の前に進んで正座をする場面もあります。

 

そんな時にストッキングに穴が開いていては大変です。

 

黒いストッキングでは特に、穴や伝線が目立ちます。

 

会場に入る前に、穴が空いていないか・伝線していないかをしっかり確認しておきましょう。

 

万が一伝線してしまったときのために、予備を一足カバンに入れておくと安心ですね。

 

また、寒い時期はタイツを履いていることもあるかと思います。

 

お葬式の場でのタイツは、よほどの寒冷地でもない限り、カジュアルなのでふさわしくないとされます。

 

しかし、お通夜であればそこまで問題にはなりません。

 

お通夜にタイツを履いていく場合は、黒やそれに近い暗い色で、柄やワンポイント、ラメが入っていない無地のものを選びましょう。

 

リクルートスーツしかないけど参列して大丈夫?

 

リクルートスーツは主に就職活動の際に着用するものですね。

 

色はグレーやネイビーなど、ダークカラーのものが多いと思います。

 

リクルートスーツでお通夜に参列しても良いのでしょうか。

 

リクルートスーツでの参列は、先に書いたパンツスーツと同じように、一般参列者であれば問題ないでしょう。

 

その場合、インナーとストッキングを黒いものにすると、それなりに見えます。

 

弔事の場では肌の露出を控えることがマナーですので、リクルートスーツであれば大丈夫だとは思いますが、スカートの丈が短すぎるものは避けましょう。

 

喪服であれば、本来スカート丈は、ひざ下~ふくらはぎ程度とされています。

 

リクルートスーツの場合、スカート丈はそこまで長くないと思いますが、立ったときに膝にかかる程度であれば問題ないでしょう。

 

インナーは、先に書いたように、胸元のあいていないシンプルなものを選んでくださいね。

 

なるべく黒いインナーにしたほうが良いですが、白いシャツしかない場合はそれでも問題にはなりません。

 

その場合、できればストッキングだけでも、黒いものにしておくと良いでしょう。

 

ストッキングはコンビニにも売っていますし、トイレで履き替えることもできます。

 

お通夜に向かう途中で準備することもそう難しくないでしょう。

ストライプの入ったスーツでも問題ない?

 

お通夜に参列するときに着るスーツに、ストライプが入っていたら、どうでしょうか。

 

これまで書いてきたように、黒やグレーなどダークカラーで地味なものであれば、あまり問題ありません。

 

ただし、ストライプの幅が広いものやライン自体が太いものは、カジュアルに見えますので不向きです。

 

ライン自体がスーツ本体の色と違っているものも派手に見えてしまいます。

 

生地に光沢があるものも目立ちますので、できれば避けたほうが良いでしょう。

 

パッと見たときに、ストライプがわからない程度のものであれば大丈夫です。


 

お通夜に参列する時の靴はどうする?

 

頭を下げることが多いお通夜の場では、靴は普段以上に人の目に触れます。

 

お通夜に参列するときの靴は、黒またはそれに近い色で、地味なデザインのものがふさわしいでしょう。

 

具体的には、黒くツヤのないパンプスなどが適しています。

 

スニーカーやブーツは、カジュアルすぎますので避けましょう。

 

花・リボンなど飾りのないシンプルなデザインのものが良いですが、靴と同じ色で同じ素材であるなど、派手でない飾りであればある程度は大丈夫です。

 

金具の付いているものは光って目立ちますので、できれば避けたほうが良いですが、銀色のあまり目立たない金具であればそこまで問題になりません。

 

また、ピンヒールのようにヒールが細く高いもの、ミュールやサンダルなどつま先やかかとが見える靴も、カジュアルになってしまいますのでふさわしくありません。

 

ヒールは3~5センチ程度の高さで、太めのものであればより良いでしょう。

 

このくらいのヒールだと、立ちっぱなしでも疲れにくいのでおすすめです。

 

靴の素材としては、布や本革・合皮などでツヤのないものを選びましょう。

 

は虫類の革や、ふわふわしたファーなどは、例え本物でなかったとしても、殺生を連想させるとして弔事の場では不適切になります。

 

また、お通夜に持っていくバッグも、靴と同じような点に注意しましょう。

 

は虫類の革や、ファーなどが付いているもの・光沢のあるもの・金色などの派手な金具や飾りのついているものは避け、なるべく黒かそれに近い色のバッグを選ぶと良いですね。

 

美しさを競う場ではありませんので、アクセサリーなどは基本的に身につけませんが、結婚指輪だけは着けたままで大丈夫です。

 

化粧も控えめにし、派手な色のアイシャドウや真っ赤なリップはやめましょう。

 

髪の毛の色は急に変えられるものではありませんので、髪色が派手だった場合でも、直さずそのまま参列して良いでしょう。

 

ただし、シンプルにひとつにまとめるなど、だらしなく見えないように注意しましょう。

 

ネイルは地味な色味であれば、お通夜の場合あまり問題になりません。

 

ラメやラインストーンなどが入った派手なネイルの場合は、可能な限り落とした方が良いでしょう。

 

まとめ

 

お通夜での服装について!女性はパンツスーツでいい?インナーやストッキングの色は?

 

についてまとめてみました。

 

いかがでしたか?

 

ここまで書いてきたように、お通夜は「急に駆け付けた」ということで、お葬式の時ほど服装に厳格な決まりはありません。

 

なるべく黒、そして地味なものを身に着けるように心がけましょう。

 

はじめにも書いたように、訃報は突然あるもの。

 

準備に時間をかけられないことがほとんどです。

 

お通夜とは違い、お葬式に参列する場合はまず喪服であることが基本になりますので、できれば社会人になったら喪服を一式揃えておけると良いですね。

 

一式用意しておけば、急なお通夜にも困りません。

 

お通夜やお葬式など、弔事に関しての決まり事は地域差も大きく、人によって「ここまではOK」の基準も微妙に違っていたりしますので、わからないことは身近な年上の女性や、葬祭会館のスタッフさんに質問してみるのもいいと思います。

 

また、参列する機会があったときには、周りの人の服装などをよく見ておくのも良いですね。

 

たくさん見聞きして、自分なりの基準を見つけられると、自信をもって参列できるようになるでしょう。

 

故人との最期のお別れにふさわしい服装で、故人を亡くしたご遺族の心に寄り添える配慮ができるようになると素敵ですね。