葬儀費用を安く抑えることってできないかな?
こんな疑問に答えていきたいと思います。
現在は、家族葬や火葬式の割合が増えたのと、人数を抑えた葬儀が主流になり、一般的な葬儀費用は「135万円〜(お布施を含む)」と言われています。
しかし、家庭の経済状況などにもよりますが「葬儀費用で135万円も準備ができない」という事が多々あります。
そこで今回は、葬儀費用を安く抑える6つの方法や、葬儀における平均相場などを解説していきます。
この記事でわかる事
- 葬儀費用を安く抑える6つの方法
- 一番費用が抑えられる葬儀
- 葬儀代がないときの解決策
この記事を読めば、葬儀費用を抑える6つの方法を知ることができます。
目次
葬儀費用の内訳
今回は、葬儀コンシェルの「家族葬と火葬式」の葬儀費用を元に内訳を表にしました。
葬儀形式 | 火葬式(1〜15名) |
費用総額 | 税込198,000円 |
費用に含まれているもの | |
寝台車(50km ) | ドライアイス(3日分) |
安置料金(2泊3日) | 枕飾り一式(自宅安置の場合) |
仏衣一式 | お棺用布団 |
手続き代行 | お別れ花(花束) |
骨壷・骨箱 | 手続き代行 |
上記の表に追加して、火葬場の費用や、香典を頂いたら香典返しなどが追加されます。
火葬場は公営と民間の2種類があり、公営の方が費用は安くなっています。
公営の火葬場 | 無料〜30,000円 |
民間の火葬場 | 30,000〜60,000円 |
葬儀形式 | 家族葬(5〜50名) |
費用総額 | 税込437,800円 |
費用に含まれているもの | |
寝台車(50km ) | ドライアイス(4日分) |
安置料金(3泊4日) | 枕飾り一式 |
仏衣一式 | お棺用布団 |
骨壷・骨箱 | 手続き代行 |
お棺 | 生花祭壇 |
遺影写真 | 焼香設備 |
白木位牌 | 受付事務用品 |
会葬令状(50枚) | 運営スタッフ |
司会スタッフ | 後飾り祭壇 |
火葬場の費用が以下の通りです。
公営の火葬場 | 無料〜30,000円 |
民間の火葬場 | 30,000〜60,000円 |
家族葬の場合、省略しても問題ありませんが、通夜振る舞いや精進落としなどがあるので、葬儀費用にプラスして更に費用が追加されます。
葬儀費用を安く抑える6つの方法
葬儀費用を安く抑えるには以下6つの方法があります。
- 葬儀の規模を縮小する
- 複数の葬儀社から事前に見積もりを取る
- 葬祭費の補助・扶助制度を利用する
- 葬儀社の会員になる
- 不要なオプションを削る
- 市民葬・区民葬を利用する
1つずつ解説していきます。
葬儀の規模を縮小する
会葬者が多くなる一般葬より、身内だけで執り行う事ができる「家族葬や火葬式、1日葬」など葬儀の規模を小さくすれば葬儀費用を抑える事ができます。
葬儀費用は、葬儀一式の費用+葬儀以外の費用(香典返しやお布施など)が発生します。
会葬者が多くなると、葬儀以外の費用が増えていくので、葬儀費用を抑えるなら会葬者をほとんど呼ばない家族葬や直葬を検討しましょう。
複数の葬儀社から事前に見積もりを取る
葬儀社の複数見積もりは確実にするべきですし、費用を確実に抑えらる方法です。
各葬儀社で費用に差がありますし、プラン内で出来ること、含まれてるオプションも変わってきます。
今は、ネットで葬儀の見積もりがすぐできるようになったので、昔に比べると比較する手間も省けましたし、手軽に比較できるものとなりました。
葬儀の事前見積もりについては以下の記事で詳しく解説しています。
-
参考葬儀の事前見積もりは絶対やるべき!相談して得られるメリットも紹介!
続きを見る
葬祭費の補助・扶助制度を受ける
葬祭費補助金制度は、国民健康保険や社会保険、共済組合に加入している方が亡くなった際に、喪主に支払われる補助金です。
加入している保険や自治体によって支給額は変わってきますが、平均すると5万円ほどの支給額となります。
また、申請期間が葬儀の翌日から2年間となっている場合がほとんどですので、忘れずに申請しましょう。
葬祭扶助制度は、生活保護を受けている方に対して葬儀費用が支給される制度。
遺族側も生活に困窮している、遺族以外が葬儀を手配するなどの条件に当てはまる場合にのみ利用することができる制度です。
葬儀社の会員になる
現在、会員制度の導入を取り入れてる葬儀社が多数あり、会員になると、葬儀費用の割引などの特典を受けることができます。
経過年数で割引される額に違いが出てくる事があるので、まだ会員じゃない方は各葬儀社の特典などを見つつ検討するのをオススメします。
不要なオプションを削る
不要なオプションを削ることは、葬儀社の比較と合わせる事で葬儀費用を大きく抑える事ができます。
例えば以下のオプションは削ったりグレードダウンする事が可能。
- 祭壇
- 棺
- 斎場
- 会葬者に振る舞う料理
- 香典返し
- 祭壇周りの花
- 骨壷
これらのオプションは、葬儀の打ち合わせ段階で決める事ができるのですが、急な葬儀だと遺族も混乱して葬儀社の提案のままに選択してしまいがち。
その結果、グレードを上げたり、いらないオプションまで追加してしまい、かなり高額な葬儀費用となってしまいます。
市民葬や区民葬を利用する
市民葬・区民葬は、各市町村が市民や区民に向けて行なっている葬儀プランです。
メリットは、簡素で費用が抑えられた葬儀ができるということ。
デメリットは、オプションを追加する場合は別料金が発生しますし、市民または区民しか利用できないという点。
また、全ての市町村でできる訳ではなく、まだ定着していない市区町村もあります。
1番安い葬儀ってなに?
葬儀形式は様々あり、その中で1番費用を抑えて執り行う事ができるのは火葬式です。
火葬式は、通常の葬儀と違い、お通夜や告別式を省くことで費用を抑えることに特化した葬儀形式。
現在ではほとんどの葬儀社が火葬式プランを取り扱っているので、火葬式で費用が抑えらるとはいえ、やはり比較する事が大切です。
以下のサイトで、火葬式に特化した内容を解説しています。
火葬式の参考サイト
葬儀代がない
故人、または喪主が生活保護を受けている場合は、「生活保護葬」という制度を利用する事ができます。
故人もしくは喪主が生活保護受給者という条件はあるものの、制度が受けられるのであれば自己負担0円で葬儀を執り行う事ができます。
総裁制度の利用や葬儀ローンなどの利用で負担を軽減する事もできるので、1度検討してみましょう。
こちらもCHECK
-
生活保護だと葬儀はできない?葬式をする為の葬祭扶助の申請手順ついて解説!
続きを見る
葬儀費用を抑えるなら葬儀社の比較が何より大切
- 葬儀の規模を縮小する
- 葬祭費の補助・扶助制度を利用する
- 葬儀社の会員になる
- 不要なオプションを削る
- 市民葬・区民葬を利用する
上記の点も葬儀費用を抑える上で大切ですが、何よりも大切なのは葬儀社の見積もり比較をすること。
1社2社だと違いもほとんど見えてこないですが、これが5社6社になると確実に費用やオプションに違いが現れてきます。
比較が大事なのはわかるんだけど、そんな時間も手間もかけられない。
そうなんですよね。
葬儀社に見積もりをお願いするのって1社ずつしてたら本当に時間がかかります。
ただ、現在はネットで全てが完結する時代。
葬儀レビなら1度入力フォームに記入するだけで、全国900社の中から、住んでる地域や条件に合わせて最大5社の葬儀社に無料で見積もりを請求することができます。
※資料請求の手順も簡単※
①予算、場所、希望の葬儀スタイルを記入
②該当する葬儀社の紹介と見積もり
③納得できれば葬儀レビが手配
また、口コミを見てみると以下のような口コミが多く見られました。
葬儀レビを意識するようになったのは、最近同級生が続けざまに亡くなってなんだか自分も突然死ぬかもしれないって強く思ったこと。
やっぱり50代っていろいろな意味で危うい年代。
だから健康に注意する一方で、さりげなく終活を考える時代に差し掛かっているんだなあ、って思う。葬儀レビなら、いまの自分が希望する理想の葬儀の形が決められるから、それだけでも家族に迷惑かけないでいいと思う。
しかもけっこう選択肢が多くて、条件や要望にあった状態から葬儀が探せるからいい。参照:https://www.kuchicommunity.net/kuchikomi/166
葬式を出すにあたって葬儀レビを利用して最適な葬儀社を探すことにしました。
葬儀レビでは幸いなことに素晴らしい葬儀社さんを紹介してもらうことができました。口コミを見ていると良くない業者にあたったという人も少なからずいるようですが
やはりこれだけ多くの葬儀社が登録されている葬儀レビですので
ある程度はそんな良くない業者が混じっている可能性はあるかもしれません。参照:https://www.kuchicommunity.net/kuchikomi/166
葬儀レビでありがたいと思ったのが、自身のニーズに沿った葬儀社を探しやすいという点ですね。
ニーズとしては基本的には費用と地域なんですが、全国の葬儀社が登録されている葬儀レビだけあって、非常にたくさんの選択肢を提示してもらうことができました。
幸いにして対応してもらった葬儀社さんが非常に丁寧で優秀なところだったので、こちらも安心して葬式を出すことができました。参照:https://www.kuchicommunity.net/kuchikomi/166
葬儀社の比較を手軽に済ませる事ができるので、急な葬儀で慌てて葬儀社を決める必要がなくなり、不要なオプションを付けられて高額な葬儀費用を請求されることも無くなります。
葬儀レビの詳しい内容は以下の記事で解説しています。
こちらもCHECK
-
【くらべる葬儀】口コミや評判から見るメリットとデメリットとは?
続きを見る
【まとめ】葬儀費用の金額を安く抑える6つの方法を紹介!
葬儀費用の金額を安く抑えるなら以下6つの方法があります。
- 葬儀の規模を縮小する
- 複数の葬儀社から事前に見積もりを取る
- 葬祭費の補助・扶助制度を利用する
- 葬儀社の会員になる
- 不要なオプションを削る
- 市民葬・区民葬を利用する
どの方法も費用を抑えることができますが、1番効果があるのは葬儀社の比較をすること。
そこから不要なオプションを削っていくことで、費用面では大きく抑える事が可能です。
知っているのと知らないのとで大きく費用面で差が開いてしまう葬儀。
葬儀社の数が多くなり、どんな葬儀社を利用すればいいのか分からなくなる事も多いですよね。
いざという時アタフタしない為にも葬儀社の比較や葬儀の内容などはしっかりと決めておきましょう!