絶対に笑ってはいけないお葬式や厳粛な場所で笑ってしまうのはなぜなのでしょうか?
笑いたくて笑ているわけではないのについ笑ってしまう‥。
その原因について調べてみました!
どうやら病気のせい?
と言われることもあるようです。
笑ってしまう原因がわかれば、対処できるかもしれませんね!
非常識!なんて思われることもなくなるので是非参考にしてみてください!
目次
●葬儀で笑う人は病気なの?
葬儀など厳粛な場所で笑ってしまうのは、病気のせいではないのか?
と思ってしまう人も多いのではないでしょうか。
調べてみるといくつかの事例が出てきましたよ!
・失笑恐怖症
別名「笑い恐怖症」とも言われているそうです!
笑ってしまうのではないか?
人からどのようにみられているのか?
など心配な気持ちが恐怖を示したときに笑ってしまいます。
神経質な性格の人に多く見られる症状とも言われているそうです。
心配しすぎて取り越し苦労をしてしまうことで逆の反応が出てしまうのです。
極度の緊張やストレスにより笑いがこみあげてきてしまうというのもこの理屈に合うこととなります。
葬儀の場面など極限状態のストレス・緊張が取り囲んでいますよね。
意識していなくてもその状態が表れてしまうために笑ってしまいます。
自分の気持ちの持ちようでだいぶ変わってきますので気持ちの整理をきちんとし、気を紛らわせるようにしてみてくださいね!
・緊張して笑う
緊張して笑うという中には、自分を守るための自己防衛反応も含まれています。
「作り笑い」という言葉を皆さんも聞いたことがありますよね?
あの作り笑いは、防衛本能が働いている証なんですよ!
不安な部分やストレスのある部分をもって怖い顔をしていると近寄りがたくなるために、自然と緊張したら笑ってしまうんです。
それ以外にもパーソナリティー障害であったり、発達障害であったり少し協調性などにかける病気などを持っている場合には、笑ってしまうこともあり得ます。
葬儀の時に笑ってしまう状況改善をするためには、気を紛らわせて考えないように努力する以外ありません。
数をこなすと言っても不幸ごとであるため、そんなに頻繁に経験することはないですので…。
意識の転換などを自分自身でやっていくほかには方法がありませんね‥。
●風習で笑う地域もある!?
風習で葬儀の際に笑うという地域も実際にあるようですよ。
それは、故人を笑って送り出してあげようという風習なんだそうです!
しかしその土地の風習とはいえ、不謹慎であると思う方も多いのではないでしょうか?
笑う風習があるのかどうなのか、やはり事前に葬儀でのありかたというのは覚えておかないと知らなかったというのはちょっと困るかもしれませんね。
葬儀当日に知ってしまうと戸惑うこともあると思います。
風習とはいえ、節度は大事ですので注意してくださいね!
故人を思い思い出話で笑うことはあっても、大笑いするのはやはり不謹慎となります。
微笑みお見送りをしてあげるのは、個人的には悪くないと思います!
悲しみだけでなく、快く気持ちよく見送ってあげることが大切ですね。
●お経で笑ってしまった
葬儀やお葬式以外でお経を聞くことってあまりないですよね。
普段聞く機会が少ないお経ですから、聞いているとつい笑ってしまったことがある方もいるのではないでしょうか?
なぜ笑えてしまうのか…。
理由は2つあります!
①耳慣れしてない
②意味が分かっていない。
この2つが主な理由となっているんですね。
お経にも声明というものがあるそうです。
音程があり声の抑揚もあるようです。
その声明を聞きなれていれば、笑ってしまうということはなくなるようです!
耳慣れしているとすっとお経が入ってきますが、耳慣れしてないとなぜお経が音程に合わせて唱えられているのかも疑問に思ってしまいます。
お経の意味をどれほどの方が知っているでしょうか?
携わったことがある方などでないと、知らない方のほうが多いですよね。
聞きなれない単語や音を聞くと人間は、不思議と笑ってしまうことがあるんです。
次は唱えるお経が面白いと言われている真言宗のお経を紹介したいと思います!
・真言宗のお経が面白いらしい
真言宗のお経が面白いらしいという話が出ているのですが、実は深い意味があるようです。
よく聞くのはこちらでしょう!
【般若心経(はんにゃしんぎょう)】
実はこの元になっている経典というのが600巻にも及ぶのだそうです!
それを簡単にまとめ300文字に集約され色々なとシーンで使われます。
摩訶般若波羅蜜多心経 観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時
照見五蘊皆空 度一切苦厄 舎利子 色不異空 空不異色
色即是空 空即是色 受想行識 亦復如是 舎利子
是諸法空相 不生不滅 不垢不浄 不増不減 是故空中無色
無受想行識 無眼耳鼻舌身意 無色声香味触法
無眼界乃至無意識界 無無明 亦無無明尽 乃至無老死
亦無老死尽 無苦集滅道 無智亦無得 以無所得故
菩提薩垂 依般若波羅蜜多故 心無罫礙 無罫礙故
無有恐怖 遠離一切顛倒夢想 究竟涅槃 三世諸仏
依般若波羅蜜多故 得阿耨多羅三藐三菩提
故知般若波羅蜜多 是大神呪 是大明呪 是無上呪
是無等等呪 能除一切苦 真実不虚 故説般若波羅蜜多呪
即説呪曰 掲諦掲諦 波羅掲諦 波羅僧掲諦 菩提薩婆訶
般若心経
引用先:http://ohennro.choitoippuku.com/jissainookyou.html
これをお坊主さんは読んでいくんです。
私も般若心経をよんだことはありますが、とにかく噛みそうになるし、意味がよくわからないんです。
以前我が家が法事に参列した時に般若心経をよまれていたお坊主さんがおられました。
宗派によって違うのですが、声明を聞いていると自分が子供の頃に聞いていた時の印象と違っていました。
成長したというのもあるのかもしれませんが、意味は分からないけれど抑揚が付けられているポイントが違っていて思わず…笑いそうになっていました!
不謹慎と思われる方も当然いるかとは思いますが、こらえるのに必死!
葬儀の時ではなかったので少し今回の話はずれてしまいますが、声明によっても変わってくるというのは実体験から思いました!
般若心経の言葉だけを見ると、面白いといわれてもピンときませんよね・・・
真言宗のお経が面白いといわれている理由は、現代語訳されているものが最近出ているということなんです!
その内容がコチラ!
【現代語訳】
超スゲェ楽になれる方法を知りたいか?
誰でも幸せに生きる方法のヒントだ。
もっと力を抜いて楽になるんだ。
苦しみも辛さも全てはいい加減な幻さ。安心しろよ。
この世は空しいモンだ。痛みも悲しみも最初から空っぽなのさ。
この世は変わり行くモンだ。苦を楽に変える事だって出来る。
汚れることもありゃ背負い込む事だってある。
だから抱え込んだモンを捨てちまう事も出来るはずだ。
この世がどれだけいい加減かわかったか?
苦しみとか病とか。そんなモンにこだわるなよ。
見えてるものにこだわるな。聞こえるものにしがみつくな。
味や香りなんて人それぞれだろ?何のアテにもなりゃしない。
揺らぐ心にこだわっちゃダメさ。それが『無』ってやつさ。
生きてりゃ色々あるさ。辛いモノを見ないようにするのは難しい。
でも、そんなもんその場に置いていけよ。
先の事は誰にも見えねぇ。無理して照らそうとしなくていいのさ。
見えない事を愉しめばいいだろ。それが生きてる実感ってヤツなんだよ。正しく生きるのは確かに難しいかもな。
でも、明るく生きるのは誰にだって出来るんだよ。
菩薩として生きるコツがあるんだ。苦しんで生きる必要なんてねえよ。
愉しんで生きる菩薩になれよ。全く恐れを知らなくなったらロクな事にならねえけどな。
適度な恐怖だって生きていくのに役立つモンさ。
勘違いするなよ。非情になれって言ってるんじゃねえ。
夢や空想や慈悲の心を忘れるな。それができりゃ涅槃はどこにだってある。
生き方は何も変わらねえ。ただ受け止め方が変わるのさ。
心の余裕を持てば誰でもブッダになれるんだぜ。
この般若を覚えとけ。短い言葉だ。
意味なんて知らなくていい。細けぇことはいいんだよ。
苦しみが小さくなったらそれで上等だろ。
嘘もデタラメも全て認めちまえば苦しみは無くなる。
そういうモンなのさ。今までの前置きは全部忘れても良いぜ。
でも、これだけは覚えとけ。
気が向いたら呟いてみろ。心の中で唱えるだけでもいいんだぜ。
いいか、耳かっぽじってよく聞けよ?
『唱えよ、心は消え、魂は静まり、全ては此処にあり、全てを越えたものなり。』
『悟りはその時叶うだろう。全てはこの真言に成就する。』
心配すんな。大丈夫だ。
引用先:https://golden-tamatama.com/blog-entry-1529.html
お経もこんな風に解釈される時代が出てきたんですね‥。
一昔前にこういう事を言ったらもの凄く怒られたんでしょうね。
時代の流れって凄いです。
これが面白いというより解釈の仕方の違いと表現しておきましょう!
●お経で笑わない方法を紹介!
お経で笑わないようにする方法は、お経の内容を理解することに限ります!
それ以外の方法として、耳栓をするなどというアイデアも出ていますが…さすがにこれは…。
葬儀の席なので、笑わないように意識を違う方向に変えるというのがおススメです。
ただ、お坊主さんによって抑揚の付け方など違うため笑ってしまうこともあるかもしれません。
厳粛な場所での行動としてわきまえる必要はありますので注意してくださいね!
またお経で笑わないためには、太ももをつねって痛みで切り替えるなどという方法もされている方が意外に多いようですよ!
これもまた再々できるものでもありません。
宗派が何なのか?
事前に知っておけばどのようなお経が唱えられるのかもわかると思います。
身内の方や葬儀に参列される方の宗派を聞いてみておくのも笑わないようにする工夫の1つになるかもしれませんね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は葬儀で笑うのは緊張や病気のせいなのか?
というのを調べてみました!
笑う葬儀というのは、風習(土地柄)も関係しているようです。
初めて見る場合は、驚いて当然・・という流れになってしまいますね。
真言宗の解釈の仕方も現代役があるとは思いもしませんでした!
経験してみないとわからないこともありますが、そんなに何度もあってもこまるものです。
葬儀のマナーなどは、自分で学ぼうとしないとなかなか得ることができません。
その時になってみないと本当に分かりません。
そのあたりもふまえて笑わないように気を付けていきましょう!