お通夜で受付を頼まれた際の言葉遣いや挨拶のマナーを解説!全体の流れについても!

お通夜

 

知人や親戚がお亡くなりになった時に、通夜の受付を頼まれる事があります。

 

しかし、通夜の受付なんてやった事がない!」

という方がほとんどのはず。

 

ただでさえマナーが多い葬儀の席。

 

受付のマナー、言葉づかい、記帳そもそもどんな流れで何時に行けばいいの?と疑問だらけですよね。

 

お通夜の受付とは、遺族の代理として弔問客をお迎えするという大切な役割。

 

弔問客からお悔やみの挨拶を受け、香典を受け取り、記帳をお願いするという立場です。

 

葬儀の受付をお願いされたら?マナーとして知るべきことをひとつずつご説明しましょう。

お通夜で受付をする際の言葉遣いとは?

 

葬儀の受付が確認しておきたい守るべきマナーのいちばんは「言葉遣い」です。

 

開始時間の30分程前から弔問客が通夜会場へ集まりだします。

 

「この度はご愁傷さまです」

「お疲れ様です」

 

などと言葉がけされたり、無言のまま頭をゆっくり下げて挨拶をして下さいます。

 

この時に受付係は、

 

「本日はお忙しい中おこし頂きましてありがとうございます」

 

雨天時には、

 

「本日は足元のお悪い中をおこしいただきましてありがとうございます」

 

というお礼の言葉を述べるのが一般的です。

 

相手の顔をしっかりみて、お辞儀をし、失礼のないようにするのがポイントです。

 

芳名帳への記帳を促す際には、

 

「恐れ入りますが、こちらにお名前とご住所をご記入ください。」

 

とお声がけします。

 

あくまでも遺族に成り代わって弔問客のお相手をしているという事を忘れずに。

 

使ってはいけない言葉はこれ!

思わず使ってしまいがちなのは、御香典を頂いた時に「ありがとうございます」という言葉を使ってしまう事です。

 

正しくは「お預かりいたします」

 

あくまでも遺族に成り代わって受付に立っているという立場という事を忘れないようにしましょう。

 

受付係の服装は?

受付係の服装は喪服が基本です。

 

遺族・参列者に対して不快な服装や髪型は慎みましょう。

お通夜で受付をする際の挨拶のマナー

 

必ず立ったまま挨拶するようにしましょう。

 

座ったままでは大変失礼になってしまいますので気をつけましょう。

 

参列者がいらっしゃらない間は用意された椅子に座っても構いませんが、基本的には立った状態で受付を行います。

 

また、あまり笑わないように注意します。

参列者はそれぞれが複雑な想いを抱えて参列されるもの。

 

ぶっきらぼうになるのは考えものですが、あくまでも葬儀の悲しい席であるということを忘れないようにしましょう。

 

お通夜全体の流れはこうなっています

 

受付係にとって重要なことは、まず全体の流れを把握すること。

 

どういう手順で葬儀が行われるのかはもちろん、どういったことを事前に確認しておかなければならないのかを把握しておきましょう。

 

◯受付開始

 

お通夜の開始約30分前から受付けを始めます。

 

遺族や親族は僧侶の出迎えや葬儀社との打ち合わせなどで慌ただしいため、受付係に参列者の名前を確認し、香典を受け取るという役割を任せます。

 

そのため信頼できる方にお願いしなくてはいけません。友人や知人、近所の方などに頼むのが一般的ですが、葬儀の規模や故人の立場によっては、会社の方に受付けを依頼する場合もあります。

 

開式の30分ほど前から参列者が集まり始めます。

 

受付係は早めに斎場・葬儀場に入って準備をしなければなりません。

 

遺族の控え室やトイレの場所を聞かれることも多いので、確認しておくと良いでしょう。

 

 

◯お通夜の開式と進行

まず、僧侶が入場し、読経を行います。

 

読経の途中で焼香が行われることが一般的です。

 

その際には、受付けの方も順番に式場に入り、焼香を済ませます。

 

焼香のタイミングは、僧侶と葬儀社で相談して案内します。読経、焼香が終わった後に僧侶が法話を行います。

 

◯喪主、親族あいさつ

 

喪主は故人生前のご厚誼への感謝を主に参列者に謝辞を述べます。

 

親族、葬儀委員長などの挨拶がある場合もありますし、故人の友人による弔辞がある場合もあります。

 

◯通夜振る舞い

 

通夜振る舞いは、故人の供養と、参列者へのお礼のために用意する食事の席です。

 

一般的には、12時間で終了します。

 

お通夜で受付の方がするお仕事

 

では、お通夜の流れの中で受付け担当がすべきことは何でしょうか。

 

順番に説明していきましょう。

 

◯参列者からお悔やみの挨拶を受け、お香典を受け取る

 

参列者がお悔やみの言葉とともに、お香典を差し出してきます。

 

受付係はご遺族の代理として弔問に来てくださったことに対するお礼を伝えます。

 

◯記帳をお願いする


遺族が後に参列者を確認できるよう、芳名帳に記帳をお願いします。

 

芳名帳とはどういったものでしょうか?


葬儀における芳名帳は会葬者名簿の役割をします。

 

参列した人には、受付で住所や名前を記入してもらい、遺族が後に確認できるようにします。

 

芳名帳は参列した方のみ記載するものですが、まれに代理の立場で来られるかたもいらっしゃいます。

 

その場合は、立場や状況によって記載する内容も違います。

 

会社などの代表で参列する場合は、会社名と会社の住所を書き、その下に代表と書いて、代表者の名前を書いていただきます。

 

上司などの代理の場合は、会社名、会社の住所、上司の名前に代理として、自分の名前を加えます。

 

また連名で参列された場合などは全員の名前を書いていただきましょう。

 

◯返礼品(粗供養品・会葬御礼)をお渡しする

 

御香典のお返しとして、遺族が用意した返礼品(粗供養品・会葬御礼)をお渡しします。

 

参列された方全員に、及び他の方の代理で来られた場合にはその方の分もお渡しします。

 

受付け時にお渡しする場合と、お帰りの際にお渡しする場合があります。

 

地域によって、また葬儀の規模により異なりますので葬儀社のスタッフによく確認しましょう。

 

◯お供物や弔電を受け取る

 

参列者がお供物や弔電などをお持ちになった場合、お礼をいって受け取り、記帳します。

 

その後でお供物、弔電は会場係や葬儀社のスタッフにわたし、祭壇にお供えしてもらいます。

 

◯お荷物や上着をお預りする

 

クロークがある場合は、参列者のお荷物や上着をお預かりすることも。

 

葬儀社でお預かりする際のマニュアルがありますので、それに沿ってお預かりすれば問題ありません。

 

◯参列者をご案内する

 

「式場はあちらでございます。」

 

などとお声がけして式場へご案内しましょう。

 

葬儀の規模が大きい場合は案内役が別にいる場合もありますし、葬儀社のスタッフが手伝ってくれる場合も多いですが、受付係に聞かれることも多い為告別式会場への導線は必ず確認しておきましょう

 

◯香典を会計係にお渡しする

 

受付を済ませたら会計係にお香典をわたします。

 

通常、会計係は受付の後方で作業しています。

 

大切な遺族への御香典を預かっています。

 

香典には現金が入っています。

 

参列者によっては相当な額の場合もありますので、お金の取扱いにはくれぐれも注意をしましょう。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

突然のご不幸の中で、心の整理もできぬまま通夜受付を任される方も多いです。

 

とてもお辛いと思いますが、悲しみの中慌ただしく過ごすご遺族の力になれるようにぜひ頑張ってください。

 

受付自体はそれほど難しいこともありませんし、葬儀社である程度のマニュアルは決まっていますので、誰にでも行える役割です。

 

しっかりとポイントをおさえ、よく説明をきけば問題なくできると思います。